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カテゴリ:絵巻水滸伝人物名鑑【梁山泊】( 99 )

2009年 09月 27日
★梁山泊の108人 其之六十一
★歩兵軍将校
十七名いる歩兵を率いる頭領たちです。少数の兵で遊撃部隊的な働きを担うことが多く、敵の城市などへ潜入し、攪乱や煽動を行うこともあります。

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99★地醜星“石将軍”石勇
(ちしゅうせい せきしょうぐん せきゆう)




あだ名の“石将軍”とは、俗信の神の名前。もとは漂泊の賞金稼ぎで、身が軽く、縄票の名手でもある。捕らえた逃亡者は数知れず、出家前の魯智深を取り逃がしたのが初めての失敗だった。無口で感情を現すことのない男だが、かつて恩を受けた宋江と柴進だけには忠義を尽くすと誓っている。情報収集能力に長け、人を見抜く目は“梁山泊の眼”といわれた朱貴の折り紙付き。地味だが、諜報活動においては最も頼りになる男のひとりである。


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by suiko108blog | 2009-09-27 02:52 | 絵巻水滸伝人物名鑑【梁山泊】 | Comments(2)
2009年 09月 08日
★梁山泊の108人 其之六十
★歩兵軍将校
十七名いる歩兵を率いる頭領たちです。少数の兵で遊撃部隊的な働きを担うことが多く、敵の城市などへ潜入し、攪乱や煽動を行うこともあります。

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98★地悪星“没面目”焦挺
(ちあくせい ぼつめんもく しょうてい)




無愛想なため、あだ名を“没面目”──「愛想なし」と呼ばれる力士である。祖父の代から相撲を家業にしており、“黒旋風”李逵をも投げ飛ばす一子相伝の奥の手“鉄風筝”を持つ。しかし、泰山奉納相撲で相手を殺し、相撲界からは引退して不遇の日々を送っていた。その折り、偶然に李逵と出会い、意気投合して梁山泊に入山した。
水滸伝の時代、相撲は人気のある技芸で、多くの有名な力士がいた。梁山泊では、ほかに“浪子”燕青も相撲を得意としている。

by suiko108blog | 2009-09-08 01:50 | 絵巻水滸伝人物名鑑【梁山泊】 | Comments(4)
2009年 09月 06日
★梁山泊の108人 其之五十九
★歩兵軍将校
十七名いる歩兵を率いる頭領たちです。少数の兵で遊撃部隊的な働きを担うことが多く、敵の城市などへ潜入し、攪乱や煽動を行うこともあります。

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79★地速星“中箭虎”丁得孫
(ちそくせい ちゅうせんこ ていとくそん)




顔から首まで一面に傷痕があり、あだ名を“中箭虎”──「矢に当たった虎」と呼ばれる。もとは官軍の下士で、その傷痕は歴戦の証である。
馬上で飛叉を使うのを得意とし、もとは東昌府で相棒の“花項虎”キョウ旺とともに“没羽箭”張清の副将を務めていた。飛叉とは、投げるために短めに作ったさすまた。
梁山泊軍が押し寄せると張清に従って出陣するが、その後、東昌府が陥落すると、張清について投降した。
キョウ旺と丁得孫は張清が両腕とたのむ副将であり、その容貌や使う武器も特殊である。しかし、張清が無敵のためか、何組かいる副将コンビの中でも、いまひとつ目立てない二人である。もっとも、陰ながら張清を守ることを唯一の任務と心得る二人に不満はない。

by suiko108blog | 2009-09-06 03:02 | 絵巻水滸伝人物名鑑【梁山泊】 | Comments(2)
2009年 09月 04日
★梁山泊の108人 其之五十八
★歩兵軍将校
十七名いる歩兵を率いる頭領たちです。少数の兵で遊撃部隊的な働きを担うことが多く、敵の城市などへ潜入し、攪乱や煽動を行うこともあります。

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78★地捷星“花項虎”キョウ旺
(ちしょうせい かこうこ きょうおう)




体中に虎の斑紋を刺青し、項には虎の頭を彫っている。そのために、あだ名を“花項虎”と云う。“花”とは刺青のこと。漢人であるが、山中の少数民とともに暮らしていた時に、その風俗により刺青を施した。
馬上で投げ槍を使うのを得意とし、もとは東昌府で“中箭虎”丁得孫とともに“没羽箭”張清の副将を務めていた。梁山泊軍が東昌府に攻め寄せると、相棒の“中箭虎”丁得孫とともに、張清に従って迎撃に出る。しかし、東昌府は敗れ、投降した張清について梁山泊の一員となった。寡黙、朴訥な男であり、張清を神のごとく崇敬している。

by suiko108blog | 2009-09-04 04:58 | 絵巻水滸伝人物名鑑【梁山泊】 | Comments(4)
2009年 09月 02日
★梁山泊の108人 其之五十六・五十七
★歩兵軍将校
十七名いる歩兵を率いる頭領たちです。少数の兵で遊撃部隊的な働きを担うことが多く、敵の城市などへ潜入し、攪乱や煽動を行うこともあります。

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90★地短星“出林竜”鄒淵
(ちたんせい しゅつりんりゅう すうえん)





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91★地角星“独角竜”鄒潤
(ちかくせい どっかくりゅう すうじゅん)










二人は兄弟ではなく、叔父と甥の関係である。ただし、年齢は殆ど変わらない。
叔父の鄒淵は純真で感じやすく、頑固で激しいという複雑な気性の持ち主である。甥の鄒潤は第九十一位の好漢で、生まれつき異様な顔をしており、後頭部には瘤があるため、あだ名を“独角竜”と呼ばれる。この瘤は非常に固く、頭突きで松の木をへし折ったこともある。もともと博打好きのごろつきで、登州の登雲山で強盗をしていたところ、遠縁の“小尉遅”孫新から解珍・解宝兄弟のため牢破りの手伝いを頼まれる。助太刀を頼まれた二人は、信用できる手下を引き連れて牢破りに一肌脱ぐと、一族とともに梁山泊へ身を投じた。
大好きな博打が出来れば、それ以外の細かい事にはこだわらないようだ。梁山泊の中では、最も“山賊”らしい二人である。

by suiko108blog | 2009-09-02 02:27 | 絵巻水滸伝人物名鑑【梁山泊】 | Comments(2)
2009年 08月 30日
★梁山泊の108人 其之五十五
★歩兵軍将校
十七名いる歩兵を率いる頭領たちです。少数の兵で遊撃部隊的な働きを担うことが多く、敵の城市などへ潜入し、攪乱や煽動を行うこともあります。

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83★地妖星“摸着天”杜遷
(ちようせい もちゃくてん とせん)




あだ名の“摸着天”は、「天に手が届く」ほどの大男という意味。“雲裏金剛”宋万、“旱地忽律”朱貴とともに、梁山泊初代首領・王倫時代からの古参幹部で、当時は第二位の頭領だった。故郷で人を殺した杜遷は“小旋風”柴進の世話になったことがあり、その縁で、梁山泊へさまざまな好漢が集まってくることになる。“豹子頭”林冲が梁山泊へ送られてきた時、王倫は腕のたつ林冲に首領の位を奪われるのを恐れて断ろうとするが、杜遷らは柴進には恩があるからと、林冲の入山をとりなした。
古参のわりには目立たないが、そもそも百八人の中で一番最初に梁山泊にやって来たのは、この“摸着天”杜遷なのである。

by suiko108blog | 2009-08-30 01:55 | 絵巻水滸伝人物名鑑【梁山泊】 | Comments(0)
2009年 08月 29日
★梁山泊の108人 其之五十四
★歩兵軍将校
十七名いる歩兵を率いる頭領たちです。少数の兵で遊撃部隊的な働きを担うことが多く、敵の城市などへ潜入し、攪乱や煽動を行うこともあります。

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82★地魔星“雲裏金剛”宋万
(ちませい うんりこんごう そうまん)




あだ名の“雲裏金剛”は、「雲をつく仁王」の意。背が高いのである。“摸着天”杜遷、“旱地忽律”朱貴とともに、梁山泊初代首領・王倫時代からの古参幹部。当時は第三位の頭領だった。武芸の方は十人並みだが、王倫よりは道義を弁えており、“豹子頭”林冲の入山にも好意的だった。王倫が林冲に殺された時も、特に抵抗はしなかった。その後も、仲間が増えるに従って席次は下がる一方だが、不満に思っている様子はない。
杜遷、宋万は活躍こそ少ないが、梁山泊発足時からのメンバーである。「妖」と「魔」の星を持つ、雲をつくような二人の巨漢──あるいは彼らは梁山泊の門を守る金剛力士、仁王像なのかもしれない。

by suiko108blog | 2009-08-29 02:36 | 絵巻水滸伝人物名鑑【梁山泊】 | Comments(0)
2009年 08月 27日
★梁山泊の108人 其之五十三
★歩兵軍将校
十七名いる歩兵を率いる頭領たちです。少数の兵で遊撃部隊的な働きを担うことが多く、敵の城市などへ潜入し、攪乱や煽動を行うこともあります。

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74★地異星“白面郎君”鄭天寿
(ちいせい はくめんろうくん ていてんじゅ)




蘇州の生まれ。すらりとした色白の美男子で、あだ名は“白面郎君”──「色白の若様」。蘇州といえば、古来美女を産することで有名である。もとは銀細工師だが、弱年のころから武芸を好み、落剥して流浪している時、清風山を通りかかって“矮足虎”王英と渡り合う。六十合戦っても勝負がつかず、その腕を惜しんだ首領の“錦毛虎”燕順に誘われて清風山の賊となった。清風山では第三の頭目だった。
美女と見紛う色男で、実際に作戦ために女装することもある。しかし、性格は非常に怜悧で、武芸の腕もなかなかのもの。その容貌で見くびると、必ず後悔することになる。

by suiko108blog | 2009-08-27 03:15 | 絵巻水滸伝人物名鑑【梁山泊】 | Comments(0)
2009年 08月 23日
★梁山泊の108人 其之五十二
★歩兵軍将校
十七名いる歩兵を率いる頭領たちです。少数の兵で遊撃部隊的な働きを担うことが多く、敵の城市などへ潜入し、攪乱や煽動を行うこともあります。

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86★地僻星“打虎将”李忠
(ちへきせい だこしょう りちゅう)




代々の棒使いで、がっしりとした体つきをしているため、あだ名は“打虎将”。「虎ごろし」くらいの意味だが、梁山泊には本当に虎を殺した武松がいるので、李忠には分が悪い。ひとかどの腕があり、“九紋竜”史進の師匠を務めた時もあったが、人生順ならず、志に破れ、棒術を見せて薬を売る大道芸人に落ちぶれた。しかし、渭州で史進と再会し、また出家前の魯智深とも知己を得て、薄幸の歌い女・金翠蓮を救ったことで再生する。
その後、桃花山で“小覇王”周通とともに山賊となり、六七百の手下を集めたが、“双鞭”呼延灼の討伐軍には到底かなわず、三山が連合した青州戦の後、山塞をたたんで梁山泊に合流した。金に細かいところもあり、梁山泊では珍しい生活感溢れる庶民型の好漢である。

by suiko108blog | 2009-08-23 02:10 | 絵巻水滸伝人物名鑑【梁山泊】 | Comments(2)
2009年 08月 21日
★梁山泊の108人 其之五十一
★歩兵軍将校
十七名いる歩兵を率いる頭領たちです。少数の兵で遊撃部隊的な働きを担うことが多く、敵の城市などへ潜入し、攪乱や煽動を行うこともあります。

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80★地鎮星“小遮ラン”穆春
(ちちんせい しょうしゃらん ぼくしゅん)




“没遮ラン”穆弘の弟で、あだ名は兄の“没遮ラン”にならって“小遮ラン”だが、武芸は兄に遠くおよばない。愛猫の“玉環”をなによりも大事にしている。
掲陽鎮の長者である穆太公の次男坊。父親は穏やかな人物だったが、兄弟は揃ってやくざ者に成長する。長江沿岸の大都市である江州は土地柄も荒々しく、李俊、張横、穆弘の三覇がそれぞれの土地を仕切っていた。穆春も兄の穆弘とともに掲陽鎮の盛り場を縄張りとし、宋江が“病大虫”薛永に金を恵んだ時は手下と因縁をつけに行った。しかし、薛永に返り討ちにされ、兄の助太刀を頼みに家にかけ戻る。
その後、宋江の名を聞いて屋敷で大いに歓待し、江州へ攻め寄せた梁山泊軍に加わった。梁山泊では穆弘は騎兵に、穆春は歩兵に配属される。兄弟で宿星が天・地に分かれているのも珍しく、穆兄弟と宋江・宋清だけである。

by suiko108blog | 2009-08-21 02:36 | 絵巻水滸伝人物名鑑【梁山泊】 | Comments(6)