絵巻水滸伝第二部、好評連載中!
現在、ウェブサイトでは第二部の第71話「浪子」・第72回「泰山」の他に、第一部の「序曲」「第一回 王進」「最終回 結集百八星」が公開されています。
それ以外の回は、どうぞ書籍をご覧下さい。
第二部スタートに際し、第一部をハイライトシーンで振りかえってみましょう!
『絵巻水滸伝 第6巻〜祝家荘風雲』ハイライト1)
──梁山泊。
その名に胸が高鳴った。
風に乗り、男たちの声、武器の触れ合う音が聞こえてくる。
何かが動き出したのを肌で感じた。何かが変わる、何かが、今まさに始まろうとしているのだ。
中天に、赤い星が輝いていた。
禍々しく澄んだ、真紅の光。
螢惑星──戦の星。
(……私の星)

一条の真紅の光を瞳に受けて、扈三娘は戦いの女神のごとく微笑んだ。
絵巻水滸伝(第6巻)(第四十一回 一丈青より)
※『螢』は正しくは「虫」→「火」です。