絵巻水滸伝第二部、好評連載中!
WEB版の予告編で、第一部を振り返ってみましょう。
この予告編はWEB上のみに掲載され、順次、消えていったため、見たことのない方も多いのではないでしょうか。
数々の名文に彩られた“幻の予告編”、どうぞお楽しみください。
※各回の回数については、単行本化にあたって再編成をしているため、WEB版と実際の回数には違いがあります。(WEB版の第七十四回は、魁星出版
絵巻水滸伝(第9巻)収録第六十五回前半に相当します)
『絵巻水滸伝・七十四回 攻防・前篇』
関菩薩、立つ!
生きながらにして伝説となった男──、その名を“大刀”関勝。
「三国の雲長関羽の嫡孫にして、相貌に異ならず、博く兵書を読みて、深く武藝に通じ、よく青龍偃月刀を使う、萬夫不当の勇あり」
従うは、「十八般の武藝、一つとして熟せずと云うことなし」──“井木カン”カク思文、「知勇兼備にして怪眼鬼面」──“醜郡馬”宣贊。
激突する“軍神”呼延灼と、“武神”関勝。神が神と恐れる男を、見よ!