正子公也（＆森下翠）中国行！（５）

人民文学出版社の招待で１４日間の旅に行ってきました。
その内容はきわめて豊富！
数えきれない人たちと交流して、実に楽しい時間を過ごすことができました。
忙しすぎて、あまり写真もとれなかったのが残念！
それでも思い出のなかから印象深い出来事をご紹介していきますね。

今回の旅は、北京～山東（済南）～上海と移動しました。
ついに、最後の目的地、上海に到着です。
北京～山東は高速鉄道、山東～上海は国内線を利用しました。
ちょうど台風が来ていて、離陸がだいぶ遅れましたが、なんとか無事に到着。
着くなり、暴風雨！
翌日が上海画展の開幕式だったので心配しましたが、翌日は暑いくらいの晴天でした。今回もステキな展示をしていただきましたが、開幕式にはなんと、あの大師がゲストとして来てくださいました！
水滸伝好きの皆様なら、一度ならず絵を見たことがあると思います。
それは、中国が誇る大画家（ご本人は“民間芸人”と名乗っていらっしゃいますが）、“戴老”こと戴敦邦先生です！正子公也が最も尊敬する画家であり、森下翠も作品から中国の民衆（老百姓）の姿を多く学ばせてもらいました。
とにかく憧れの大先生にお会いできて大感激です。
すでに８０才を越え、お体も不自由なところありますが、会場に飾られた絵をひとつひとつジックリと見てくださいました。
ユーモアがあって、とても優しい……絵柄そのもののお人柄にまた感激です。さらに翌日はアトリエを訪問し、一緒にお食事をするサプライズも！古いアパートに奥様と暮らしていて、アトリエにはクーラーも扇風機もありません。
素朴な暮らしぶりは、ほんとうに仙人のよう。
ここで貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。

一生わすれがたい上海の思い出です！

開幕式では『絵巻水滸伝』を翻訳してくださった王先生、馬先生ともご一緒できて、トークは大いに盛り上がりました！

（突然、司会をふられた馬先生でしたが、すばらしい司会ぶり！）

翻訳は大変だそうですが、お二人には内容を高く評価していただきました。
熱血王先生と、繊細な馬先生のコンビによる翻訳の評判も上々、１１～２０巻の刊行も決まりました。
これからの絵巻の飛躍に大いに期待です！

簡単ですが、中国の思い出をレポートしました。
この他にも、ライブでのファンミーティングや、イベントや書店でのトークショーとサイン会、さまざまなインタビュー、ブックフェアでのライブ販売などなど、たくさんの活動がありました。

みなさんとっても親切で、歓迎してくださり、楽しい時間を過ごすことができました。

イベントに参加してくれたゲストの皆様、読者の皆様、お世話になった人民文学出版社の皆様、イベントや書店の皆様、すべての方に改めて御礼申し上げます！
謝謝!!

『思い出アルバム』“正子の中国の弟子”張墨一先生ご夫妻と

“内モンゴルから来た諸葛亮”李雲中先生

我々は決して負けない!! All Men Are Brothers　　　　　　梁山泊一同

被害に遇われた皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。被災地の復興をお祈り致します。

イスラエル・ガザ人道危機救援金

2024年台湾東部沖地震救援金

令和６年能登半島地震災害義援金

ウクライナ人道危機救援金