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2021年 07月 16日
『星ノ章~水のほとりの物語 第132回 (七)家路・後篇』公開中!
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ある晴れた初夏の朝、宋江のもとを訪れる朝廷からの使者。
“大いなる首”の星──“天魁星”の声は聞こえるか!

万姓、熙熙たり化育の中
三登の世、楽しみ窮まること無し
豈に知らんや礼楽笙鏞の治
変じて作す兵戈剣戟の叢
水滸塞中、節侠屯し
梁山泊内、英雄聚う
細かに治乱興亡の数を推れば
尽く陰陽造化の中に属す

連載開始から二十三年。次回、『絵巻水滸伝』は、ここにその最終回を迎える──。

『絵巻水滸伝/第132回「星ノ章~水のほとりの物語(七)家路・後篇公開中! キノトロープ/絵巻水滸伝


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我々は決して負けない!! All Men Are Brothers      梁山泊一同

被害に遇われた皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。被災地の復興をお祈り致します。




by suiko108blog | 2021-07-16 00:00 | 絵巻水滸伝 | Comments(14)
Commented by 苦悶竜 失神 at 2021-07-16 09:29 x
23年前。就職したばかりだったなぁ。
ダイヤルアップ接続のPCで、なかなか画像が表示されない「絵巻」をいつも楽しみに拝見していました。
高校時代、ゲーム三国志の武将ファイルで正子先生に出会い、水滸、三国、戦国、プロミスからどろろまで
本当に人生の糧でしたねぇ〜。
「絵巻」の終了は少し寂しいですが、これからも私たちをワクワクさせる作品を宜しくお願いいたします!
Commented by suiko108blog at 2021-07-16 12:04
> 苦悶竜 失神さん
おひさしぶりです!
最終回までお付き合いいただき、ありがとうございます。
苦悶竜さんと絵巻は、いっしょに長い時間を歩んできたんですね。
そういえば、絵巻の連載が始まった時は、正子&森下はパソコンを持っていなかったんですよ。23年前に作られたサイトがそのまま現役なのもスゴイ!?
連載が終わり、皆さんとの接点がなくなるのが一番寂しいかもしれません。
これからも作品は生み出されていきますし、ブログも続きますので、また遊びにきてくれたら嬉しいです!
方臘篇書籍は豪華プレゼントも企画しているので、お楽しみに!
Commented by 龍生 at 2021-07-16 14:43 x
遂に完結ですね。おめでとうございます。
終盤で花栄の息子を掘り下げたりしてたのでこの後、水滸後伝に突入するのかと思いました。

外伝の方は書籍化は予定ないのですか?
水滸後伝の方もよろしくお願いします。
Commented by ナチョリーゼ at 2021-07-16 18:14 x
かなりご無沙汰していました。
もうお忘れのことでしょうw

ついに完結ですね!
1巻を読んだのは、入院のときだったのでよく覚えています。
20年ですか…。
感慨深いものがありますね。
最後まで書籍化お願いしますm(_ _)m
Commented by suiko108blog at 2021-07-16 21:44
> 龍生さん
こんばんは!おひさしぶりです。
実は今日、外出中に「外伝をまとめた本を作るなら、タイトルはどうしようか?」と考えながら戻ってきたら、龍生さんのコメントが入っていてビックリしました!
本篇は完結しましたが、これから始まる企画もありますので、今後もブログをチェックしてくださいね。
Commented by suiko108blog at 2021-07-16 21:47
> ナチョリーゼさん
もちろん覚えていますよ!
毎回、同じ問答をしていることもちゃんと覚えています!
完結してちょっと寂しさもありますが、こうして懐かしい皆さんが駆けつけてくれるのが本当に嬉しいです。
やはり絵巻の一番の財産は、この長い長い物語に最後まで付き合ってくださって読者の皆さんだと思うのです。
方臘篇の書籍化作業ももう始まっていますので、今後も情報をチェックしてくださいね!
Commented by 王定六が血迷って作った飯 at 2021-07-17 00:15 x
23年間お疲れ様でした!
私が絵巻水滸伝にどっぷりハマったきっかけは20周年記念の外伝からで…
当初はえっ?薛永さん犬飼っているの!?から始まり
薛永と銀樹の甘酸っぱいラブストーリーに惹かれていつの間にか絵巻の世界にのめり込んでいました…
それから色々な好漢のことが好きになり、今は四怪のファンでございます…
今まで夢中にしてくれてありがとうございます。もちろん、絵巻の熱は今でも燃えていますよ!これからも四怪を追っかけていこうと思います!!
108星最高!ありがとうございます!!
Commented by しろうさ at 2021-07-17 06:14 x
本当にお疲れ様でした!
>今度こそ間違いはない──と、金大堅は請け負った
私のツボにはまり、コーヒー吹きました。
書いていてとても重くて大変な部分だったと思いますが、そんな中にも心安らぐ部分をいろいろ入れてくださり(並大抵の知識と感覚ではなかったと思います)本当に良い水滸伝でした。←語彙力がなくてすみません。
この後の企画も期待しています(…あまりプレッシャーになりませんよう。でもできるだけのことはしたいと思っている人達はたくさんいると思います)
Commented by 水滸無双 at 2021-07-17 08:56 x
こんにちは。ご無沙汰しております。
絵巻水滸伝完結おめでとうございます。
また、23年間お疲れさまでした。
うまく表現できませんが、とにかく凄く面白かった!最高の作品でした!
今回李逵がいい顔してましたねぇ。あんなに慕ってくれる部下が欲しいです(普段の行動は困りものですが(笑))。
張節も文句なしのカッコよさですね。また、外伝で活躍が見てみたいですね。
方臘篇の書籍も楽しみにしています。
最後に正子先生&森下先生、関係者の皆様お疲れさまでした。
では。
Commented by suiko108blog at 2021-07-17 09:17
> しろうささん
吹いていただいて、ありがとうございます!
金大堅、けっこう気にしていたのかも……? 今度こそ、ちゃんとした印鑑が彫れて良かった!

ご期待、ご要望、大歓迎です!!
これから絵巻ができることも、まだまだ沢山ありますよね。完結したからこそ、始まる展開もあると信じているんです。
我々の好漢たちの物語を、もっと多くの人に伝えたい……その思いでこれからも進んでいきますので、しろうささんの応援、頼りにしています!
Commented by suiko108blog at 2021-07-17 09:23
> 王定六が血迷って作った飯さん
おお……実はあの外伝、キノトロープの生田社長の提案から生れた企画だったんです。コンセプトは、
「絵巻を多くの人に読んでもらうために、絵巻を知らなくても楽しめる話を!」
……といいつつ、結局、自分たちが読みたい話になったわけですが。
良かった! ちゃんと外伝を読んで、心に響いてくれたんですね。嬉しいです!
薛永、グッジョブ!
「地味な僕も、みんなの役に立てたんだ……」と、薛永も感動しております。
人気投票で連続無票の四怪も喜んでいますね(顔には出ない人たちですが)。
これからも、ぐいぐいと追っかけてあげてくださいね!
Commented by suiko108blog at 2021-07-17 09:28
> 水滸無双さん
ご一緒に完走できて嬉しいです!
イベントにもたくさん来ていただいて、ありがとうございました。
いや、これで「終わり」ではないので、いつか絵巻イベントがある時は、ぜひ来てくださいね。
李逵は、もう、絵だけで泣いちゃいますね……。李逵の叫びは、我々の心の叫びでもありますね。
瓊英に育てられた張節、めちゃくちゃ強そうですね。今後に期待しましょう!

この週末はブログの更新はありませんが、来週は、正子先生、森下先生からのセッセージや、suiko108からの今後の予定などを掲載していきます。
これからも覗きにきてくださいね!
Commented by 中道 at 2021-07-18 22:48 x
こんばんは、お疲れ様です、さあ熱い熱い夏が今年もいよいよやってきますね、
最終回読まして頂きました、今はもう少し余韻に浸っていたい気もしますが、
何はともあれ、正子先生、森下先生、そしてsuiko108さんをはじめこの素晴らしい
作品を世に出すために携わったくださった関係者みなさんありがとうございました、
そしてこの素晴らしい作品に出会えた幸運を噛みしめているところでございます、
宇宙の真理をすべて見通すような宋首領の静かに死を受け入れる眼差し、そして
彼が最も愛したであろう李鉄牛の涙、盟友ともいえる呉先生と小李広の潔い爽やかな最期、
今回も名場面が目白押しでしたが、一つ残念だったのは燕青兄貴の消息が・・・
でもきっと名もなき街で、李師師姐さんと偶然に出会って、昔話に花が咲いていたらいいですね、
「扉をー開けよ!」で始まって、道はその樹の下を通って「扉をー開けよ!」終わる、それが
無限のループこの世の理なんですね、自分も明日からどのページを開いても面白い絵巻水滸伝読書の
無限ループに陥るのでありました、あぁ~幸せだな 笑
Commented by suiko108blog at 2021-07-19 08:35
> 中道さん
ご一緒に完走していただき、ありがとうございました。
中道さんはじめ、読者のみなさんの存在がほんとうに心強く、嬉しかった23年間でした。
そしていま、完結から少し時間がたって、この『絵巻水滸伝』が新しい旅路についたことを実感しています。それは、物語が、みなさんの心の中でそれぞれの道を歩きはじめた──ということなんです。
水滸伝がそうであったように、絵巻もまた、これからはみなさんの自分だけの物語です。同じ道をたどる物語ですが、読むたびに、違う風景が見えると思うのです。
それが、宋江──天魁星が歩む道でもあります。同じに見えて、少しずつ、螺旋を描くように別のところへ辿りついていくのです。
そして、その螺旋は、やはり大きな目から見れば、ひとつの巨大な階段かもしれません。

実は燕青の「その後」、初稿にはあったのですが、正子先生の意見で削除されました。(けっこう、そういう事があります)
いつかどこかで描かれるかもしれませんね。


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