2021年 05月 15日
![]() 春の朝。──宋江の、新たなる旅立ち。 “水の都”楚州にて、天魁星を待ち受ける運命は──。 そして東京開封では、生き残った梁山泊頭領の抹殺計画が、枢密院の暗闇で密かに謀られていた。 「わたくしは、陛下にお願いあって参ったのです」 謀叛の疑いを晴らすべく、天子と対面する、梁山泊副頭領“玉麒麟”盧俊義。その真意とは。 「わたしが死んだら、ここで眠ろう」 美しい水のほとり。なつかしい場所。 長い旅の果てに、“呼保義”宋江が辿り着いた安息の地、そこは──。 絵巻水滸伝第二部書籍と第一部書籍新装版のお求めはこちら! 被害に遇われた皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。被災地の復興をお祈り致します。
by suiko108blog
| 2021-05-15 00:00
| 絵巻水滸伝
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Comments(9)
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こんばんは。
第132回「星ノ章~水のほとりの物語(五)家路・前篇 今回も読ませていただきました。 宋江の旅も終わりに近づきましたねぇ。(終わったのかな?物語もまだありますから、そういう表現でいきますね) 及時雨と呼ばれていたころの宋江より、「保義の旦那」 になった宋江は人間性といいますか、人格が磨かれて こういうひとこそ素晴らしいものになった気がします。 幸せを噛み締め、堪能し、ひとに分け与える。 難しいけど、そういうことを出来る人物、素敵ですねぇ。 盧俊義もまたそういうレベルに近づいていったのも 絵巻ならでは素敵な部分。 私、昔はあまり宋江も盧俊義も好きではなかったですが、 絵巻ですっかり魅力のでてしまったお二人に 慶び感じております。 絵巻水滸伝の仕事で一番すごいのはこの2人の再評価にあったのでは・・・なんどと考えておりました。 浅い勘繰りでありましたら、ご容赦下さいませ。 PS 林教頭、お疲れ様でした。あなたの活躍、生き方、愛 全て素晴らしかった。これからはもう永遠の時を お幸せにあって欲しいです。 最期に校正を。 老爺は湯気の立つ薬罐を【薬罐を】置いて、しみじみと呟いた。→老爺は湯気の立つ薬罐を置いて、しみじみと呟いた。
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> 雲海さん
今日はあやしい空模様の日曜日ですね。 今月も読んでいただいてありがとうございました。 改めて思うのは、やはりこれだけ続いたからでしょうか、好漢たちを単なる“登場人物”ではなく、友人のように、家族のように見送っていただける事が、なにより嬉しいです。 宋江と盧俊義についても、なんと嬉しいお言葉!そこまで読んでいいだいて感激です。今や絵巻の読者が、宋江、盧俊義の最大の理解者ですよ。 やはり読者あってこその物語。あと2回、雲海さんはじめ皆さんとゴールできることが、我々にとってこの上ない幸せです! ![]()
いよいよ終わりに近づいて来ていて、もの悲しい展開で、読んでいても心が痛みます……。
実は宋江たちが新たな国を興す展開を期待していたのですが、展開は原典に忠実と言うことで、これは仕方が無いのですよね。 文章の途中に >(5)家路/前篇 というタイトルが差し挟まっています。
> ロウカストさん
今月も読んでいただいてありがとうございます! ロウカストさんの名前を見ると、「おお、好漢校正キタ!」と準備してしまうsuiko108です。 今回は、変則的にタイトルが途中に入っているんです。紛らわしくてすいません。映画とかでプロローグがあって、タイトルがドーンと出る、あの感じです。最終回ぽいですね。 物語は「原典通り」なわけですが、その受け取り方は、読者のみなさん一人一人にお任せしたいと思っています。最終回まであと2回、お付き合いくださいね! ![]()
こんばんは、お疲れ様です、もう梅雨入りですか?今日は一日雨でしたよ、梅雨が明けたら色々な意味で大変な夏になりそうですね、
さて今月も星の章~水のほとりの物語(五)家路・前篇拝読いたしました、雲海さん、そですよね林教頭本当にお疲れ様でした、やっと 最愛の人の元に帰れましたね、これからはもうずっと一緒で幸せでありますよに、思えば第一巻から登場して、おそらく最終巻の冒頭を 飾るエピソードにたりそうですね、そして節君、倪氏のおっかさんはではないですが、この二人の子供なら、どんなに美しい孫が生まれるか、 いやまた一人将来が楽しみすぎる梁山泊二世軍団の登場ですね。 それにしても呉用先生の戦場は107人の兄弟がいても孤独な戦場なんですよね、いやいやもう107人も居なくなってしまいましたが、 (36人ですか)これも先生の宿命でしょうか、戴院長はすごく心配していますが・・・。 最後に二人の頭領、まず蘆頭領、やっぱり小狗くんの「助けておくれ」はずっと心にあったんでしょうね、むこうで小狗くんに会ったら 「わしも精一杯やったよ」と胸を張って報告してほしいですね。 そして宋頭領、以前呉用先生が宋江殿はなぜ時雨ではなく保義なんだろうという場面がありましたが、時雨は遍くものを潤すという能動的、 対して保義はよくも悪しきも全てを受け入れていく受動的というでしょうか、彼は本質的にそちらなんだなと、今回読んでいて思いました。 次回は久々にニ仙山のあの方も登場してくれそうですが、さりげなく去ってしまった小乙兄貴、最後はやっぱり蘆頭領も頼りにしましたね、 それと混江竜のだんなと二童にももう一度会ってみたいものですね。 最後に雲海さん、ロウカストさんにつづいて私も校正を 京杭大運河も南北に通じておる→京杭大運河も南北に通じている 扈三娘を思い出せた→扈三娘を思い出させた 耳元が風が唸り声をあげている。→耳元で風が唸り声をあげている。 ![]()
そうそう今回の表題、家路とくれは省吾の家路を思い出しますが、あの楽曲は頭から尻尾までメッセージのかたまりですがやはりサビの部分を、
呉用先生に、♪どんなに遠くても たどり着いてみせる 石のような孤独を道連れ 空とこの道出会う場所へ♪ そうだ今日の白骨猫、烏蘭さんにもぜひ捧げたいですね。
> 中道さん
おはようございます! 今月もありがとうございました。 絵巻制作、いろいろと大変なこともあったりするんですけど、 こうやって皆さんの感想を読ませてもらえると、 なにもかも吹き飛んでしまいます。 ついに最終話……長い旅路が終わっていきます。 林冲も、盧俊義も、彼らだけの“ここ”に辿りつくために、 長い旅をしてきたのでしょう。 いや、精一杯生きた、その果てに“ここ”があったと言うべきか。 この夏、たしかに日本は大転換の時になりそうですね。 こんな時代ではありますが、 我々も、自分だけの家路をたどって、辿りつきましょう。 (“辿り着けなかった”孫安が燕青に言いたかったのも、そういうことだったのかな) 浜田省吾の家路を聞きながら……いい歌です! ![]()
好漢校正とはなんとも面映ゆい。
なんだか、水滸伝の英雄達のようなあだ名を頂いたような気がします。 あと、残り2回なのですね……。そうなればここでやりたりする事も無くなってしまうのでしょうが、なんだかその思い出になるものを頂いた気持ちです。ありがとうございます。
> ロウカストさん
編集不在の絵巻水滸伝、校正はほんとうに皆さんにお世話になっています。 第二部書籍の末尾には、「雲海&好漢Brothers」と入っていますが、この中にロウカストさんも入ってますからね、ありがとうございます! 完結の後も方臘篇の書籍があるし、新しい情報なども、ここで発信していきます。外伝の連載もあるかも? ウェブが完結しても、遊びにきてくださいね! |
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