人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2021年 03月 12日
東京富士美術館『絵画のドレス ドレスの絵画』
久しぶり東京富士美術館さんに伺ってきました。
今回の展示は、神戸ファッション美術館さんとのコラボで実現した、『絵画のドレス ドレスの絵画』──目玉はなんといっても、“立体絵画”!

撮影禁止なので、チケットだけ
東京富士美術館『絵画のドレス ドレスの絵画』_b0145843_11314346.jpg
18世紀~20世紀の絵画に描かれているシーンを、当時の貴重な衣装や小物(実物!)、家具まで使って再現したという画期的な展示なのです。

“ベルばら”あるいは“レ・ミゼ”の世界がリアルに眼前に……これは好きな人にはたまりませんね。
suiko108、思わず『民衆の歌』を歌いそうになりました。(館内は静粛に)

この時期の絵画は、あまりにも豪華絢爛で、描かれている人々も「お話のなかの登場人物」と思ってしまいがちですが、実際に、こんな豪華な衣装を着て、カツラをかぶり、生きていた人々がいたわけです。
それを実感できたのは実に新鮮でした。

解説では、カツラにかける髪粉として小麦粉が大量に使われていたため、小麦粉が不足した──など、当時のエピソードも知ることができますよ。
そうか……だから「パンがなければ~」発言が生まれたのか……。

心はバスチーユをめざしつつ(民衆の服は残らないのが残念)、豪華なドレスや、皇后ジョセフィーヌのダイヤのティアラの美しさに感動する午後なのでした。

※美術館の入口では、連絡先や体調などを記入するようになっています。
雨予想の平日だったためか、展示室内の人も少なめで、ソーシャルディスタンスを保って鑑賞できました。
みなさんも安全に気をつけておでかけくださいね。



東京富士美術館『絵画のドレス ドレスの絵画』_b0145843_18581166.jpg
我々は決して負けない!! All Men Are Brothers      梁山泊一同

被害に遇われた皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。被災地の復興をお祈り致します。




by suiko108blog | 2021-03-12 00:00 | Comments(0)


<< ギフトボックス第二弾!『英雄的...      『絵巻水滸伝 招安篇』 ハイラ... >>