外出自粛中でも、楽しいことは色々と見つけることができますね。
よく歩くようになり、いままで気がつかなかったり、近所なのに、なかなか行く機会がなかった場所に思い切って行くようになりました。
こちらも、そんなずっと行ってみたかった場所。
『田無神社』
炎天下、テクテクテクテク……と歩いて行ってきました。
すると……涼しい風とともに、
黒龍様がお出迎え!

思わず「唐斌……!」と記念撮影。
黒龍は北方の守り龍神。
そう、こちらは龍神のいる神社なんです。
田無神社は、創建が正応年間(1288〜1293)あるいは建長年間(1249〜1256)(鎌倉時代)と伝わり、本殿・拝殿は東京都の指定文化財にも指定されている由緒正しい神社です。
周囲は田無駅近くの賑やかな場所なんですが、緑あふれる境内は別世界。
湧き水があり、オタマジャクシが泳いでいます。

大きな木が落とす涼しい木陰には、たくさんの神様がお祭りされていますが、主な神様は水神──五龍神です。
田無という地名は、一節には、水に乏しく田んぼが作れなかったからとか。
だとすれば、水は本当に貴重だったことでしょう。
こちらは、
楠木正成公。

子孫がこの地に移り住んだご縁で祀られているそうです。
それにしても、どうしてこんな小さく……?と思ったら、
戦争に行く時にお護りとして削っていったため、こんなに小さくなってしまったそうなんです。

大楠公、なんだか悲しそうですね。
これ以上、小さくなってしまわないよう、切に平和を願います!
厄落しの茅の輪もくぐりました。これで安心!
かわいい「てるてる短冊」トンネル。
五龍神おみくじも「大吉」!
これはイイコトがありますよ。
いつもバスで通りすぎるだけだったので、こんなに気持ちのいい場所とは知りませんでした。
唐斌がいたり、大楠公がいたり、初代宮司さんは岡山からきた池田公の侍医の賀陽家の子孫だったとか、たくさんの発見がありました。
水と緑で、心もリフレッシュ。
みなさんも、身近な“秘境”をさがしてみてくださいね。
我々は決して負けない!! All Men Are Brothers 梁山泊一同
被害に遇われた皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。被災地の復興をお祈り致します。