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2020年 05月 16日
『第130回「聖者の敵(五)星と蝶と」』公開中!
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方臘はどこだ!
西の城門で梁山泊軍に襲来する、捨て身の方臘兵と住民たち。
明教徒の“首都”清渓県を守るために。“光明清浄世界”の夢をかなえるために。信者たちの抵抗は果てしない。
「人と人が、燃え上がる城の中で殺し合う……これが、この世の姿だ」

“祝福の鐘”が鳴りやむ時──。
命運を懸けた一大決戦、勝敗の帰趨や如何に。

『絵巻水滸伝/第130回「聖者の敵(五)星と蝶と』公開中! キノトロープ/絵巻水滸伝


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by suiko108blog | 2020-05-16 00:00 | 絵巻水滸伝 | Comments(4)
Commented by 雲海 at 2020-05-16 21:43 x
こんばんは。
今回も読ませていただきました。
今回も切なく、辛いお話ですねぇ。確かに戦場で命を
落すのが不思議なメンバーが散っていったように
思います。
今回は小五のラストの死に顔がすごく良かったんです。
小七君の頬を叩いてしまった、の言葉が添えられて
何とも言えない気持ちになりました。
やるべきことをやって、言うことをぶちまけて
すっとした漢の顔でしたねぇ。きっと天上で赤髪鬼と
再会し、さっそくいっちょやろうか、とサイコロを握って
いるかなぁ。後に鄒のおじさんやって来たりしてね。
後は、最期に人々が炊き出しにやってきてくれたのが
嬉しかった。好漢たちの活躍は無駄じゃなかったんだな、
とちょっと救われました。
PS・TOBY、行く末見えてきましたねぇ・・・。
王キョウキョウちゃん、ビジュアルなかったのが残念。
綺麗におめかしして、再登場あるかな?
校正をお届けします。
「たのんだそ!」
 戴宗は次の頭領を見つけるべく駆け去っていった。

「たのんだ【ぞ】!」
 戴宗は次の頭領を見つけるべく駆け去っていった。

彼らに混じって横たわり、不思議と休らいだ気持ちになった。→彼らに混じって横たわり、不思議と【安】らいだ気持ちになった。

まるで、五台山の山奥に、ひとり隠棲していた時のようだ。→まるで、【二仙山】の山奥に、ひとり隠棲していた時のようだ。
ひとり五台山に暮らして李逵と出会い、梁山泊の仲間と出会った。→ひとり【二仙山】に暮らして李逵と出会い、梁山泊の仲間と出会った。



Commented by suiko108blog at 2020-05-17 10:23
> 雲海さん
おはようございます。今回もしっかり読んでいただいて、ありがとうございます!
こういう時こそ、元気の出るお話だったら良かったのですが……でも、こんな時だからこそ、好漢たちは戦う姿で我々を力づけてくれているのかもしれませんね。
“あちら”での情景……いいですね!
我々はいつも同じところへ還る、と、ずっと宋江は言っていますから。みんなはいつも一緒です!
校正もありがとうございます。いま、田虎王慶の5巻作業中なのですが、ほんとうに助かっています!何人かで見ても、かならず見おとしがあるんですよ……。
Commented by 中道 at 2020-05-25 13:20 x
こんにちは。
お疲れ様です、今月も第百三十回 星と蝶と を拝読しました。
え~!え~!威児君まで戦死してしまうなんて、絵巻水滸後伝では小魚君と共に呼延将軍の
両翼となってかつての百勝将、天目将のように連環馬軍を指揮してくれる思っていました!!
以上私的妄想でした、それにしても剣娘お姉ちゃん悲しむだろうな↷。
そして "今月の顔" の孫の姐御、火老鴉 vs 母夜叉のバトル!!これは二人の対戦後の姿をみれば
どれほど過酷な戦いだったのか、まさに夜叉になったんですね、そういえば顧ばばには育たなかった
子供さんがいたそうですが、孫の姐御にも子供さんがいたのかも?夜叉の前に母が入っていますもんね
最後の涙はその子供さんを思い出した涙かなと思ってしまいました。
雲海さんも言っておられましたが、僕も王キョウキョウさんのビジュアルを期待していた一人です 笑
もう一つ彼女に捕まった火老鴉の飛刀で仕留められてしまった "でくのぼう" 険道神!!
顧大嫂がよく知っている男たちが冷たくなって眠っている中に彼の一文が無かったのが少し残念だった
でしょうか、是非とも書籍化の折には彼の一文も先生よろしくお願いします。

最後に二箇所ほど校正を、瘤の傷は顧大嫂が針を焼いて塗ってやった。→針を焼いて縫ってやった。
            それだけは、覚えておおき」→覚えていておやり」でしょうか?

次回から幇源洞戦ですね、いよいよ完結がみえてきましたが寂しさも募ってくるんですよね、あ~。
            
Commented by suiko108blog at 2020-05-26 15:06
> 中道さん
今月もありがとうございます!130回、全5回。このあいだ、日常でも、いろいろなことがあったと思います。梁山泊でも……それぞれの力一杯の人生でした。
とはいえ……郁保四!すまないー!!
でも、焦挺も、孟康もいなくなり、誰もしのんでくれなさそうな郁保四にも、中道さんがいました!ありがとうございます。
郁保四も「……むぅ」と喜んでいると思います。
校正も感謝です!書籍には、奥付に「雲海&好漢ブラザーズ」を記載して謝辞にかえているのですが、校正してくださった皆さんは、全員、このブラザーズに含まれています。全員のお名前は載せられませんが、ほんとうに感謝しております。


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