イニャガワ部長です
毎日暑いですけど、立秋をすぎたら、なんとなく空が高くなってきたような気がしませんか。
とはいえ、世の中は夏やすみ真っ盛り。
みんな海に行ったり、スイカを食べたりしているのでしょうか。
花火もずいぶん見ていません。
休みはないけど、夏を楽しみたい!
というわけで、なにか夏らしい話題はありませんかと、
今回は森下先生に聞いてみたんです。
そうしたら、
「そういえば、昔……」と話し始めたんです。
『中国にいた時のことなんですけど、その時の部屋は、二階の角部屋でした。上の階はアメリカ人の男性英語教師。窓の前は庭になっていました。ある夜、授業の予習をしていて、12時すぎ……13時ちかかったかもしれせん。さすがにもう寝ようと思って、ベッドに入り、明かりを消して、ついひとり言で「さて寝ようか」、と言ったんです。そうしたら……』
『天井の隅の方から、ハッキリと『什么?(シェンマ)』という若い女性の声が聞こえたんです。『什么?(シェンマ)』は、“えっ、なに?”という意味ですね。もちろん、そんな風に外の声が聞こえたことはありませんし、たしかに部屋の中で聞こえたんです』
「ニャント!」
「ソ、ソレデ……」
『なにかの霊だったとしても、やはり外国語は分からないんだなと思いました』
「ナャルホド……」
『もちろん、上の階の英語教師がベランダから女子生徒を連れ込んでいた可能性も否めません。当時の寮は出入りが厳しく監視されていましたから。その後、彼は泥棒に入られ、一切合切を盗まれて任期の途中で帰国していきましたよ』
「…………」
何がコワイのか、ちょっと分からなくなりましたね。
イニャガワ部長でしたー
我々は決して負けない!! All Men Are Brothers 梁山泊一同
被害に遇われた皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。被災地の復興をお祈り致します。