刈谷市歴史博物館は、もと
刈谷城があった
亀城公園のすぐ近くに建設されました。

刈谷城は勝成生誕の地。
かつては海に面した海城で、水に浮かんでいる亀のように見えたことから、別名を「亀城」と呼ばれます。
明治に取り壊しされてしまい、現在、遺構は残っていませんが、きれいな公園になっていて、
お花見など市民の憩いの場となっています。
土塁のあとも少し見ることができます。
お池には亀も!そして、この亀城公園から徒歩10分ほどのところにあるのが、徳川家康の生母、於大の方ゆかりの「椎の木屋敷跡」。
水野家出身の於大は、岡崎の松平広忠に嫁いで家康を生みますが、両家の関係が悪化したため、
離縁されて刈谷に戻ってきます。
しかし、刈谷城や水野一族の屋敷には住まず、少し離れた小高い場所にひっそりと暮らしていました。
椎の木に囲まれていたことから、その場所は
椎の木屋敷と呼ばれたそうです。
現在は、閑静な住宅街のなかにある小さな公園になっています。
大きな椎の木が今も
於大の方の銅像。
その眼差しは、刈谷城には向いていません。岡崎を見ているのでしょうか……
刈谷歴史博物館に来られたら、こちらも巡ってみてくださいね。
我々は決して負けない!! All Men Are Brothers 梁山泊一同
被害に遇われた皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。被災地の復興をお祈り致します。