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2019年 04月 11日
絵巻水滸伝人物名鑑[完全版]其之三十二
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 第50地強星“錦毛虎”燕順
(ちきょうせい きんもうこ えんじゅん)

赤髪黄鬚で、あだ名は“錦毛虎”。もとは牛や羊の博労をしていたが、元手をすり、清風山で盗賊の首領となった。清風山は二竜山、桃花山とともに青州三山に数えられる山であり、燕順は配下に“矮脚虎”王英、“白面郎君”鄭天寿を従え、多くの手下を集めて、十年あまりも強盗稼業にいそしんでいた。

しかし、ある日、燕順が酔って寝ている間に、手下たちが閻婆惜を殺して逃亡中の宋江を捕らえてきたのが運命の転機であった。清風寨で賊として訴えられた宋江を救うため、燕順は仲間とともに山を降り、清風寨を襲撃した。その後、一同は山塞をたたみ、梁山泊へ身を投じた。

燕順は豪快でさっぱりした気性であるだけでなく、決断力や道義心、深い情と、明敏な頭脳を持ち合わせ、まさに「親分」と呼ぶにふさわしい豪傑であった。常に強く、最後まで強さを貫いた。まさしく、光り輝く毛並みの虎であった。あらゆる獣の“親分”であった。荒野を往くものは、いつか彼の咆哮を聞くであろう。

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我々は決して負けない!! All Men Are Brothers      梁山泊一同

被害に遇われた皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。被災地の復興をお祈り致します。



by suiko108blog | 2019-04-11 00:00 | 絵巻水滸伝人物名鑑[完全版] | Comments(2)
Commented by 雲海 at 2019-04-11 21:36 x
こんばんわ。
博労でしたねぇ。段景住、候甫端となんか面白いやりとりが
あったかな? この二人の会話って絵巻ではありません
でしたねぇ。
このひと、山の親分の中で一番親分らしいひとでした。
やはり地強星が選んだ漢だったのでしょうか。
ちなみに次の席次が楊林なんですよねぇ。錦(毛虎)、錦(豹子)と続くので覚えやすいのですヨ。
Commented by suiko108blog at 2019-04-12 10:38
> 雲海さん
その三人の会話……うーん、あまりに個性が強くて違いすぎるため、会話が成立するのか不安ですね!
「わたし、この新しい馬……」
「見せてみろ!!」
「花剌子模産の汗血馬、二歳の牝馬か。よく聞け、あの汗の原因が寄生虫と解明したのはワシだ」
「脚、とても……」
「いくらで買った!!」
「買えるものか。盗んだな」
そんな感じ?
席次を覚えるのもコツがあるんですね。この50位周辺は、使える男が多い……。


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