『絵巻水滸伝 第二部 遼国篇』の第3巻に収められている「第八十五回 迷路」のなかで、“双鞭”呼延灼が佩剣に“狼の踝骨”を吊っている──という描写があります。
狼の踝(くるぶし)の骨ってどんなの?と思った読者も多いのではないでしょうか?
モンゴルでは、家畜の踝の骨を“シャガイ”と呼び、占いに使ったり、子供のおはじきあそびに使ったりします。たいてい、羊や山羊などの家畜の骨を使います。
こちらが、そのシャガイです。これを転がし、出た面で占いをします。
チンギス・ハンは生まれた時、右手に“シャガイほどの大きさの血の塊”を握っていたと伝えられています。なるほど、ちょうど握れるくらいの大きさですね。
そして、こちらが
呼延灼同様、森下翠がお護りにしている
“狼のシャガイ”。
前出のシャガイに比べると、形がずっとシャープですね。
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