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2019年 01月 24日
絵巻水滸伝人物名鑑[完全版]其之三十
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 第59位 地慧星“一丈青”扈三娘
   (ちけいせい いちじょうせい こさんじょう)

独竜岡の麓にある扈家荘の令嬢で、近隣に武勇を知られていた。日月両刀の使い手であり、なおかつ海棠の花にも例えられる美女である。鉤のついた長い青絹で敵をからめとる事を得意とし、あだ名は“一丈の青蛇”──一丈青。

父親によって祝家荘の三男・祝彪と婚約させられており、梁山泊軍が攻め寄せると、兄の “飛天夜叉”扈成とともに手勢を率いて駆けつけた。しかし、“豹子頭”林冲に破れて捕虜となり、祝家荘の滅亡後は梁山泊に身をよせた。その梁山泊で傷心の彼女を待っていたのは、新たなる人生の伴侶──“矮脚虎”王英であった。
梁山泊を新たな家とし、清風山の仲間たちを家族として、精衛鳥のごとく彷徨っていた扈三娘の魂は故郷を得た。そして、二度と迷うことなく、王英とふたり旅立っていった。
落花流水──、一代の佳人であり、一人の好漢であった“一丈青”扈三娘の物語である。

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我々は決して負けない!! All Men Are Brothers      梁山泊一同

被害に遇われた皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。被災地の復興をお祈り致します。



by suiko108blog | 2019-01-24 00:00 | 絵巻水滸伝人物名鑑[完全版] | Comments(2)
Commented by 雲海 at 2019-01-24 21:41 x
こんばんわ。
最初原作読んだ時、えっ、この娘こんな形で結婚しちゃう
んだ?って驚いたのを思い出しております。
絵巻の王英君は漢を見せてくれて良かったですなぁ。
でもねぇ、つくづく、水滸伝という物語の作者は人妻好きだよねぇ。美女はみんな軒並みそうだものねぇ。たまに
扈三娘さんや仇瓊英さんの方が出てくると
あぁ、嫁いでしまうんだねぇ。
そう、みんな、人妻になってしまう。ほろ苦いですねぇ。

校正をひとつ、
祝豹→祝彪
では。
Commented by suiko108blog at 2019-01-25 22:16
> 雲海さん
こんばんは!朝にお返事を書いたはずなのですが、なぜか消えてしまいました~
原典の作者は、ほんとうに美女に厳しいですよね。宋代は女性が社会進出して強くなった時代ですから、なにかあったのでしょうか。その反動か、明代は女性への締めつけが厳しくなります。娘さんがいつまでも独身でいるのは許されないような、そんな時代の潮流にも、彼女たちは翻弄されているのかもしれません。そして、近年、金蓮に対する評価が好意的になっているのも、また時代の変化ですね。
校正、ありがとうございます!豹と彪は、ほんとうに紛らわしい~



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