先週、中国武侠小説ファンを震撼させるニュースが飛び込んできました。
武侠小説の泰斗、金庸先生の訃報です。2018年10月30日、香港にて永眠されました。享年94歳。
血湧き肉躍る壮大な小説は全15作。数えきれないほどのドラマや映画になりました。
中国人はもちろん、中国にかかわる人間で、金庸作品に僅かも触れていない……という人は皆無でしょう。テレビをつければ、いつも何かしらのドラマをやっています。
正子公也も表紙を担当させていただいたり、会食に呼んでいただいたりとご縁がありました。
今週は、金庸先生ゆかりの作品をご紹介していきます。
「碧血剣(一)」これは小説「碧血剣」の表紙を飾ったイラストです。人物は金蛇郎君。
彼は全3巻のなかで劇的な変化を遂げます。どんなふうに変化するのでしょうか?
「碧血剣(二)」かすかに人物の姿が浮かび上がってきました。
ちなみに、彼が手にする金蛇剣のデザインは、後に映画
「PROMISE <無極>」の中で
『鬼狼(クイラン)』の剣にアレンジされて登場します。
「碧血剣(三)」一巻から三巻を並べて見ると…。物語の中で彼の正体が徐々に明らかになっていく様が、絵で表現されているんですね。
参考ブログ
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我々は決して負けない!! All Men Are Brothers 梁山泊一同
被害に遇われた皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。被災地の復興をお祈り致します。