梁山泊の招安をめぐる大官軍との戦いもついに終幕。
しかし、それは新たな、さらに過酷な戦いの始まりだったのです。
その中で際立つ好漢たちの心と絆……!
招安篇第5巻、ご期待ください!!
招安篇第5巻のあらすじ
梁山炎上! そして“招安”──戦いは終わった。官軍十三万との激闘により、無頼の砦“梁山泊”は灰塵に帰した。ついに宋江、呉用らは“招安”を受け入れ、賊威天下に聞こえた梁山泊軍は、ここに賊軍から官軍となったのである。しかし、宋江の苦悩は続く。
「このたび、梁山泊は天子の軍となった──去りたい者は、ここで梁山泊軍を去ってよろしい」
天に応じて生まれ、星に導かれ、集いし百八の星の子たち。彼らは、迷い、悩みながら、自らの道を選択する──。仲間との別れ、家族との別れ。留まる者と、去りゆく者。
そして、東京開封にて、帰順した宋江たちを待ち受ける、梁山泊抹殺の謀略。刻一刻と運命の時が迫る。
扉の向こうにあるものは、輝ける未来か、或いは悲劇の幕開けか。大宋国の都に花吹雪が舞い、砲声が轟く。
「梁山泊、入城!!」
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