カステラ好きなんですよ。
特にあの、ザラメがついた皮のところがおいしいですよね。
高円寺に新しいカステラのお店ができたと聞いて、さっそく行ってきました。
台湾の淡水で人気の大型カステラを独自に研究開発、化学添加物不使用……とのこと。
これは期待できます!
お店は高円寺駅からすぐ。小さくて、黄色くて、とてもかわいいお店です。
少しずつ焼いているので、いつも焼きたてが買えるようですよ。

ワクワクしながら箱をあけると……
いかにも柔らかそう!!

取り分けて、食べてみましょう。
パクッとひとくち……
おおっ、フワッフワッ!
思わず叫んでしまいました。

シズル感の足りない写真で残念ですが、とろけるような柔らかさ、やさしい甘さと香ばしさが、口いっぱいに広がります。
ティッシュボックスくらいのきさがあるのでが、軽いし、あっさりしているし、一人でイケちゃうかもしれません。
いえ、ガマンしましたが。
これはクセになる味と食感……カステラというより、しっとり蒸しパンと、中国カステラのマーラーカオと、シフォンケーキの、いいとこ取りをしたような夢のスィーツ……。
以下はsuiko108の妄想です。
日本のカステラはポルトガル菓子由来……中国の“マーラーカオ”ってマレーシアケーキの意味?そういえば、ポルトガルのマレーシア支配時代……台湾を“発見”したポルトガル船員がその美しさに思わず「フェルモサ!(美しい)」と叫び、台湾の別名が“美麗島”に……おいしいカステラを食べながら、いにしえの南蛮と極東の交流史が走馬灯のように流れていきました。
椰子の実とカステラは遠い海の向こうからやってきたのです。
新しい美味は異文化の出会いから生まれる……
冷やしてもおいしいそうなので、次は冷蔵庫で寝かせてみましょう。
生クリームいりもありますよ。
ごちそうさまでした!
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