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2017年 06月 22日
関鈴くんのこと
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今回、関勝の養子となった関鈴は、清代の小説『説岳全伝』に登場します。
若くして青竜偃月刀の使い手、素手で虎をとらえる力の持ち主です。
「関勝の息子」として颯爽と登場し、“小英雄”として岳家軍に力を貸します。
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『説岳全伝』には、ほかにも燕青呼延灼ら生き残りの好漢や、好漢の息子たちが登場しますが、残念ながら個性に欠け、描写も精彩があるとは云えません。
その中では、ちょっと生意気で、自由奔放な関鈴くんは、よく梁山泊の雰囲気を残しています。


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我々は決して負けない!! All Men Are Brothers      梁山泊一同

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by suiko108blog | 2017-06-22 00:00 | Suiko108 クロニクル | Comments(4)
Commented by 中道 at 2017-06-22 07:11 x
おはようございます。
関鈴君にはモデルがいたんですね、完結までの活躍が
楽しみです、そしてその後も見据えておられるでしょうか?
そこも楽しみです(笑)
因みに説岳全伝は、僕は日本語しか読めないのですが
日本版はあるのでしょうか?
Commented by suiko108blog at 2017-06-22 09:49
> 中道さん
これから、二世好漢の活躍も見られるかもしれませんね。
説岳は、残念ながら「日本語訳」といえるものは無かったと思います。
田中先生のは翻案みたいですよ。
なにしろ、内容がすごいですから……。
前半の真面目部分は面白くなく、後半になるにしたがって仙術合戦になるという……!
Commented by 雲海 at 2017-06-22 21:26 x
こんばんわ。
関鈴君そういうことだったんですねぇ。
水滸伝の世界はどこまでもどこまでも広がっていくのですね。
>前半の真面目部分は面白くなく、後半になるにしたがって仙術合戦になるという……!
一瞬、封神傍を思い出しました。
Commented by suiko108blog at 2017-06-22 22:35
> 雲海さん
真面目な歴史小説のフリをして、岳飛が死んだあたりから、どんどんトンデモ展開になっていく様がなんとも……
そして、真面目なところが面白いワケでもないという……
とりあえず、水滸伝ファンにはオススメしません!



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