先日、ブログで兎の話題が出たので、こんな記事を発掘してきました!
「“菜園子”張青のうさぎ」
『絵巻水滸伝』には、好漢たちの相棒として多くの動物が登場します。時遷のネズ公、薛永の太白(たいはく)、楊林の烏龍(ウーロン)──みな個性的な動物たちですが、中には実在のモデルが存在する動物もいます。
“菜園子”張青が「女房よりも可愛がっている」愛兎──これは実は森下家のうさぎがモデルになっています。初登場は画集に収められた張青の一枚絵。その後、絵巻にもたびたび登場しましたが、うさぎの寿命は長くても十年ほど。今はすでに月に帰り、張青のうさぎも二代目が登場しています。お気づきになられたでしょうか?
絵巻水滸伝(第3巻)第二十六回 十字坡より
“張青の兎”、作品では2代目までしか登場していませんが、現在、森下家には“三代目”が登場しています!
かわいいですね。三代目が絵巻に登場することはあるでしょうか?