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2017年 05月 22日
小説の中の水滸伝
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近代の中国小説を読んでいても、チラチラと『水滸伝』に関する記述が出てきます。
水滸伝は知っていて当然!という感じですね。
中国を代表する作家のひとり、巴金『家』を読んでいたら、またまた水滸伝に関するシーンがあったので、ちょっとご紹介してみましょう。

さる富家の年末の宴会の席で、若い人たちが酒令(ゲーム、負けたら罰にお酒を飲む)を始めます。
どんなゲームかというと、そこにいる人がみな、“林冲”“盧俊義”ら好漢を一人選び、その役になります。
そして、いよいよゲーム開始!

親がまず皆に尋ねます、
「誰が酒が飲めるの?」
別の人がすばやく
「“林冲”が飲める」
すると、林冲役の人が急いで
「“林冲”は飲めない、“盧俊義”が飲める」
すかさず盧俊義役の人が
「“盧俊義”は飲めない、“武松”が飲める」
……と、次々に早口で繋げていきます。

うっかり自分の役を間違えたり、役でなく、本人の名前を言ってしまったりしたら負け。
罰杯を飲むことになります。
『家』は1931年に連載が始まった小説です。その頃、そんなゲームがあったんですね。
お酒を飲みながら、早口ゲームなんて、とても大変そうですが、水滸伝好きが集まった時に遊んでみても楽しいかもしれませんね。

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by suiko108blog | 2017-05-22 00:00 | Suiko108 クロニクル | Comments(2)
Commented by しろうさ at 2017-05-22 21:19 x
もし好漢達がゲームをやったら……
①まず、名前を正直に名乗ってしまいアウト
②わざと間違える好漢多数で、先にお酒が無くなりアウト


日本でいうところ(?)の「せんだみつおゲーム」みたいなものでしょうか。面白そうですね。
Commented by suiko108blog at 2017-05-22 23:05
> しろうささん
こんばんは!
せんだみつおゲーム……知らなかったので検索してしまいました!
そうそう、こんな感じでしょうね。
酔った状態でやるのは難しそう……そして、たしかに「わざと」間違える好漢が続出しそうです!


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