幻のお菓子登場!
これは、存在は知っていながら数十年間ついに食べることのなかった北京伝統菓子“三不粘”です。
まるで食べると不老不死になる謎の物体“太歳”のようですが……。
“三不粘”の発音は「サンブーチャン」。
意味は、“3つの粘らない”……ってどういう意味?
吹毛剣でいうなら“毛を吹いたら自然と切れる”とか……そんな感じの名前でしょうか。
そう、これは「こんなに粘っているのに、皿につかず、箸につかず、歯にもつかない不思議なお菓子!」という意味なのです。

“ロバがゴロゴロ”もユニークでしたが、これも面白いでしょう。
お菓子の材料は、でんぷん、ラード、卵黄など。作るのはとても難しいとのこと。
写真ではなかなか伝わらないと思いますが、お餅のような、ブリンのような……もったりしているのに、とりとめのない感触です。
食感は……ねばる“すあま”のような……?
味は……甘くて……?
中国人いわく「消化に悪いから食べない!」とのこと……。
確かに、たくさんは食べられません。
名前も不思議、食べても不思議なお菓子でした!
長年の念願がかなって、よかったです。
でも、もういいかな……。
こちらのお店で捕獲しました!