『絵巻水滸伝』にもたまに登場する糖葫蘆(タンフールー) 、中国の代表的な伝統駄菓子です。飴がけの果物ですが、主にさんざしの実を使います。真っ赤な果実に飴がかかって、つやつやとした姿が本当においしそう。フールーとはひょうたんのことで、丸い果実が並んだところが、ひょうたんのように見えるからだそうです。これを藁束に差して、自転車の荷台に積んで、公園の入口なんかで売っていたのです。かじると、パリパリと飴がくだけて、中には甘酸っぱい実が……。とても懐かしい思い出です。最近は衛生的なこともあるんでしょう。街では殆どみかけません。久しぶりにスーパーのスナックコーナーで発見しました。さんざしの他にも、みかんなどいろいろな果物が使われていますね。見た目もとても綺麗。食べたくなりますね!