『絵巻水滸伝 第9巻〜大戦梁山泊 』ハイライト(44)
「北京軍の先鋒は“急先鋒”」
“離朱”の報告は続く。柴進は砂塵の彼方に目を凝らした。

“急先鋒”索超。
その男の名を、柴進は記憶していた。北京軍正牌軍を承る、河北きっての驍将だ。金燦斧を使って無敵、その性は火のごとし。かつて北京に流刑となった“青面獣”楊志を相手に、梁中書の面前で北京軍の威信をかけて戦った。勝負は互角、雌雄はついに決しなかった。以後、楊志が生辰綱輸送の失敗により出奔するまで、二人は好敵手として友情を深めたのである。
※文中の「金燦斧」は、正しくは

です。
(『第64回 虚実』より)
『絵巻水滸伝/「第121回 彼方の岸・嘆きの門(三)」公開中!(
キノトロープ/絵巻水滸伝)
我々は決して負けない!! All Men Are Brothers 梁山泊一同
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平成28年熊本地震災害義援金
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