飯といいつつ、酒の紹介です。
前回はマイルドな紹興酒をご紹介しましたが、やはり好漢らしいのは、こちら
白酒ですね。
アルコール度数50度以上の強烈な蒸留酒です。
透明なため
白酒と呼ばれますが、各地でいろいろな銘柄があります。
山西省の
汾酒は
魯智深も大好物でした。
桃花村のものが有名です。
強烈な中にも馥郁とした豊潤な香りがあり、suiko108もオススメです。
ただ、中国の宴会では小さなグラスで乾杯合戦になりますので、こちらは要注意です。
作法は必ず飲み干すこと。
からになったグラスを見せるか、逆さまにして卓に置きます。
命懸けですが、中国ではとにかく「強い」人間が尊敬されますので、
平然と何杯も飲み干し、顔色も変えなければ、人の見る目が変わることはうけあいです。
そのかわり、“酒に負けた”姿を人に見せるのは御法度。
確かに、宴会で陽気に大騒ぎしている人はたくさんいますが、泥酔して道端で寝てしまったような人は見たことがありません。
聞くところによると、自分の部屋のドアを閉めた瞬間、バッタリと倒れるそうです。
さすが面子を何よりも重んじる国、好漢も楽ではありません。
ただ、最近の若者はあまり乾杯はやらなくなったとか……。
もちろん、飲めない人に無理に勧めることはありません。
なお、どうしても呑まなければならない時は、上着の袖口に脱脂綿を隠したり、 すばやく椅子の後ろの壺に捨てる、という裏技もあるようですよ。

左は
陳凱歌監督オススメの
『二鍋頭』。
価格も安い庶民の友です。
つまみは塩豆で!
右は中国を代表する高級酒
『茅台』。
お金持ちの宴会には欠かせませんね。
フカヒレや上海蟹と……!
我々は決して負けない!! All Men Are Brothers 梁山泊一同
被害に遇われた皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。被災地の復興をお祈り致します。
東北地方太平洋沖地震消息情報検索
日本語、英語、韓国語、簡体字中国語、繁体字中国語の5カ国語に対応しています。