以前、
横浜中華街の
媽祖廟をご紹介しましたが、今日は東京
新大久保の
媽祖廟を紹介します。
新大久保に最初にお店を出すようになったのは、華人だったように覚えています。20年くらい前でしょうか。
百人町屋台村とか……懐かしい!
その後はコリアンタウンとして定着し、また近頃は華人が増えてきました。
こちらは、そんな人々が寄付を集めて建てた
媽祖廟です。
媽祖は航海の女神で、
天后とも呼ばれる民間でたいへん信仰されている神様です。
道教の神様にはよくあることですが、もとは人間。
黙娘という宋代の官吏の娘だったといわれています。
彼女が仙人になって、もしくは海で死んで、神様になったと考えられているわけです。
海に関する神様ですので、南方の福建省や香港、台湾などでよく信仰されています。
ドラマなどでも、よく船に乗る人々が
「天后保佑」というセリフを言います。
「媽祖様、お守りください」という意味です。
日本の中華街でも熱心に信仰されているのですから、海を渡って外国へ渡っていく華僑の人々にとっても、
関羽とならんで頼りになる女神様なんでしょ う。
この日、中ではちょうど何かの行事がが行われていて、ちょっと入りにくい雰囲気でしたので、今度、じっくり探検してきます。
こちらは外にある龍の噴水です。
この派手さは、懐かしの
タイガーバームガーデンを彷彿とさせますね……やはり南方の雰囲気濃厚です。
ちなみに、中国では龍には九匹の子供がいるといわれています。
これは、その子供たちでしょうか?
ただし、本当は龍の子供たちは龍には似ていないのです。
トウ飛のあだ名の
“シュンゲイ”も、実は八番目の龍の子ですが、なぜか龍ではなく、獅子に似ているそうですよ。
我々は決して負けない!! All Men Are Brothers 梁山泊一同
被害に遇われた皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。被災地の復興をお祈り致します。
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