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2014年 05月 22日
『宋江三十六人賛』(6)
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   “尺八腿”劉唐


北宋時代、梁山泊に集まった好漢たちの物語は、はじめから今の「水滸伝」の形をとっていたわけではありません。
『宋江三十六人賛』は、『水滸伝』の誕生に先駆けて、南宋時代(1127~1279)に書かれた宋江ら三十六人の仲間を讃える文章です。
もともとは画がついた“画賛”でしたが、画は散逸して、今では文章だけが残っています。

古文ですし、当時の世相を色濃く反映しているので、訳すのは大変に難しいです。
分からない言葉もたくさんありますが、なんとか頑張って読んでいってみましょう。
南宋時代の梁山泊にはどんなメンバーがいたのか、そして、彼らはどのような人物としてイメージされていたのでしょう。

※訳文はあくまで素人の推測・想像ですので、多少とも合っているのかどうか、まったく分かりません。
皆さんのご意見、識者のご教授をお待ちしています!

   “尺八腿”劉唐

  将軍下短(将軍下短)

  貴称侯王(侯王を貴称す)

  汝豈非夫(汝、豈に夫に非ざる)

  腿尺八長(腿尺八長)


「将軍は下短、侯王を貴称す、汝、豈に夫に非ざる、腿尺八長」


水滸伝では第二十一位の“赤髪鬼”劉唐が、“活閻羅”阮小七には負けましたが第六位に急上昇です。
今回の賛はかなり難しいです……全く自信がありません。発音を使ったかけ言葉だったりしたら、もうお手上げです。
それでもなんとか想像力を駆使して、無理やり文章の意味をSUIKO108的にこじつけ(?)てみると……、

「劉将軍は少々足りないところがあるが、堂々と王侯を名乗っておられる。彼がどうして一人前の男でないものか、脚の丈が一尺八寸だからと いってなんだというのだ」

※こんな感じでしょうか……?
「尺八」を一尺八寸として、宋代の数値に換算してみると、約54センチです。確かにちょっと短いですね。ちなみに「腿」は一般に太股から足首まで のことを言います。
“短足”劉唐……ちょっとイメージが湧きませんね。やはりこのあだ名は王英に譲りたい気がします。
また「下短」には、“金の支払いが滞っている”というような意味もあります。「金も払わずに王侯を名乗る短足の劉将軍」に二つの「下短」をかけて からかっているのだとしたら、それはそれで面白いですね。

ちなみに「尺八腿」と「赤髪鬼」は、中国語の発音が似ています。
そのため、「短足の劉唐」から「赤毛の劉唐」に変化したのだろうと云われています。
劉唐……ラッキー!





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by suiko108blog | 2014-05-22 00:22 | Suiko108 クロニクル | Comments(0)


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