かつて──江州は黄門山に、神出鬼没、怪力乱神、魔人の如く恐れられた四人の男たちがいた。“摩雲金翅”欧鵬を首魁とする“黄門山四侠”である。人々は恐怖と畏敬こめて彼らを“黄門山四怪”と呼んだ。
定浦村の陳観一族を滅ぼし、呪われた過去を弔う欧鵬。
そして、“黄門山四怪”のうち、残る三侠、“神算子”蒋敬、“鉄笛仙”馬麟、“九尾亀”陶宗旺らは、方臘軍の統治する潤州城を内から攻めるべく、敵中深く潜入するのだったが…。
一方、陳観の息子たちに掏り替わり、潤州城に乗り込む“没遮闌”穆弘、“混江竜”李俊率いる梁山泊軍。
かれらの“故郷”江南を舞台に、方臘軍との真の戦いが今、始まろうとしていた──。
『没遮闌』は、正しくは
です。
『絵巻水滸伝/第110回「命・前篇」』公開中!(
キノトロープ/絵巻水滸伝)
我々は決して負けない!! All Men Are Brothers 梁山泊一同
被害に遇われた皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。被災地の復興をお祈り致します。
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