『絵巻水滸伝 第8巻〜替天行道』ハイライト(16)
晁蓋軍が合流した夜、梁山泊軍の動きを察知した曽頭市軍が攻め寄せた。

夜明け前、まだあたりは薄暗かった。敵軍の数はおよそ千五百。偵察を兼ねた先鋒軍である。率いるのは、曽家の四男“黄鼠狼──イタチ”と呼ばれる曽魁だった。目つきの鋭い、ひどく肥満した巨漢だが、その動きはあだ名のごとく敏捷で、一対の鉄錘を使う。曽魁は先頭に立ち、まっしぐらに梁山泊軍に突撃してきた。
絵巻水滸伝(第8巻)(第五十七回 玉麒麟より)
我々は決して負けない!! All Men Are Brothers 梁山泊一同
被害に遇われた皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。被災地の復興をお祈り致します。
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