森下翠著『柴田勝家』発売中!
森下翠『柴田勝家』刊行を記念して、
戦国散歩・勝家編連載中です。
森下の取材メモから、ゆかりの地をご紹介していきます。
最終回は、第六章「雲居にあげよ」から。
福井市内、北ノ庄城跡に立つ柴田勝家像。
敷地は
柴田神社となっており、
お市の方や
三姉妹の銅像なども立っています。
発掘された笏谷石の鬼瓦。
勇ましく、ちょっとユーモラスな表情が権六を思わせます。
菩提寺の西光寺に併設される資料館。
金の御幣の馬標、袖切丸などが展示されています。
賤ヶ岳古戦場。
とても見晴らしのよいきれいな場所です。
ここで熾烈な戦いがあったことが夢のようです。

賤ヶ岳を訪ねた時は真夏でしたが、大きなオニヤンマがずっと後をついてきました。
虎柄の蜻蛉は、人に噛みつくと首がもげても離さないそうです。つかず離れずついてくるオニヤンマに、この地で戦った
“鬼玄蕃”はじめ、多くの人々のことが偲ばれました。
戦国散歩・柴田勝家編、終了です。
小説『柴田勝家』もご愛読いただければ幸いです。
『柴田勝家』好評発売中!
森下翠の書き下ろし小説
『柴田勝家(しばたかついえ)』が
学陽書房より、発売中です。
人は何と強いのだろう
戦国を気高く、真っ直ぐに生きた剛将の生涯(オビより)
不如帰鳴く尾張の国社村で生まれた権六(のちの勝家)は、田畑と母や幼い妹を守り、平凡に暮らしていた。時は戦国乱世。今川松平連合軍との戦いで名を上げ、織田信秀に認められた権六は次第に織田家で重きをなしていく・・・。
独自の歴史感覚で勝家、信長、市、秀吉などに命を吹き込み、戦国の悲哀の中でたくましく生きた人間達の気高き生き様と織田家の剛将柴田勝家の清冽な生涯を描いた傑作小説。
著者: 森下 翠
出版社: 学陽書房
サイズ:文庫
ページ数:351p
発行年月:2012年11月
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学陽書房HP
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