『絵巻水滸伝 第8巻〜替天行道』ハイライト(1)

猿がいた。夥しい数の金色の猿だ。目を怒らせ、歯を剥いて、道士たちを威嚇している。しかし、道士たちが指さしているのは、猿ではなかった。それは、“魔物”──数えきれぬ猿を従えた“魔物”であった。
猿か、人か──隈取りが描かれた顔は、どちらとも見え、どちらとも見えなかった。背には二十四本の飛鎗を背負っていた。
「“飛天大聖”!!」

絵巻水滸伝(第8巻)(第五十四回 魔王より)
我々は決して負けない!! All Men Are Brothers 梁山泊一同
被害に遇われた皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。被災地の復興をお祈り致します。
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