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2011年 04月 09日
★『平清盛』発売!
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正子公也が表紙を描いた、村上元三氏著『平清盛(たいらのきよもり)』が学陽書房より発売になりました。興味のある方はぜひ書店でご覧ください。


  2012年大河ドラマ主人公

   新 英雄伝!(オビより)

腐敗した貴族政治を打破し、はじめて武士が中心の
新しい時代へと変化させた英雄の生涯を描く長編小説。
十七歳で瀬戸内の海賊を破り、源義朝との武門の覇権争い
に勝ち抜いた清盛は、宋との貿易、福原遷都、娘の徳子が
高倉天皇の中宮になるなど型破りな手法で軍事、政治、経済を
掌握し、新しい世の中を創り始める。そんな折、一度は助命
した源頼朝が伊豆で挙兵したとの報が届くのであった…





著者: 村上元三
出版社: 学陽書房
サイズ:文庫
ページ数:546p
発行年月:2011年4月






★『平清盛』発売!_b0145843_18581166.jpg
  我々は決して負けない!! All Men Are Brothers              梁山泊一同

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by suiko108blog | 2011-04-09 01:18 | 正子公也の仕事 | Comments(7)
Commented by nekonezumiiro at 2017-01-11 02:08
初めまして。キーワード検索経由でお邪魔しました。
 1966年大河の脚本を手掛けていらした村上さん、その小説版ともいえる『源義経』も2004年暮れに人物文庫で復刻されていました(翌年大河の脚本家金子成人氏も参考資料に採用していらしたそうです)。
 こちらの『平清盛』ジャケット画は左脇に抱えた大鍬形の兜も含め、平安末期というより南北朝・室町時代を思わせる武者姿に描かれていますね。梨子打烏帽子に白鉢巻、ストレートで長い大童(おおわらわ)の髪も自ずと目を引きます。
Commented by suiko108blog at 2017-01-11 10:19
> nekonezumiiroさん
はじめまして!コメントありがとうございます。
とてもお詳しいんですね!「平清盛」、気に入っていただけて嬉しいです。
この作品は画集にも収録されていないので、表紙でしか見ることができません。
目に止めていただいて、ありがとうございました。

Commented by nekonezumiiro at 2017-01-16 00:34
こんばんは。先日は早速のリプライをいただきありがとうございました。
 前回ご紹介しました『源義経』全4巻ジャケット画に加え、同時期に新潮社から発売された安部龍太郎氏『天馬、翔ける』の装丁も担当していらした西のぼるさんとは全く異なる絵のタッチ。大鎧の縅し糸もより細かく描かれていますね。
Commented by suiko108blog at 2017-01-16 20:06
> nekonezumiiroさん
こんばんは!ご訪問ありがとうございます!
西のぼる先生、味があってステキですよね。安部龍太郎先生は新聞連載『家康』の挿画を担当させていただきました。機会がありましたら御覧くださいませ。
源平関連の作品だと、『弁慶』もあるんですよ。こちらは迫力ある仕上がりになっています。
Commented by nekonezumiiro at 2017-01-17 01:12
またまたリプライありがとうございます。
 村上さんの人物文庫版『源義経』二(正子さんの清盛と同じ大童の髪に引立烏帽子)・三(烏帽子の中に髻を結い上げ兜からも出す)、安部さんの『天馬、翔ける』上巻。西さんが描く義経の武者姿、細かい相違こそありますがいずれも赤糸縅鎧ですね。
 穏やかな作風、強いて比較するならば村上さんの義経像と相性が良さそうだと僕は思います。安部さんの文面ですと、2005年大河直接の原作本だった宮尾本平家物語と同じ刺々しさが伝わってきますので。
Commented by suiko108blog at 2017-01-17 11:50
> nekonezumiiroさん
ありがとうございます。本当にお好きなんですね。
また機会がありまたら、遊びにきてください!
Commented by nekonezumiiro at 2017-01-18 19:32
こんばんは。僕の地元では、残念ながら村上さんの『源義経』がどの図書館にも蔵書されていません。隣の区で発見したのが古い講談社文庫版全5巻です。
 義経の武者姿を「大童に垂れ広げた髪」と文中に綴っていた三草山夜討ちの場面。66年大河主演の尾上菊五郎さんも、その記述が反映されたと思しき乱髪の武者姿でした。
 この紫裾濃縅鎧は仲代達矢さんも72年『新・平家物語』の清盛役でお召しになっていますね。


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