梁山泊の良き友だった節度使徐京が、先日壮絶な戦死を遂げました。
その死を悼み、また冥福を祈って、十節度使の面々を振り返ってみましょう。
韓存保
雲中雁門節度使。あだ名なき男。関勝、呼延灼、聞煥章とともに、宋国の四天王に数えられる名将である。特に呼延灼とは親友の間柄で、彼が梁山泊に降ると、弾劾を避けるために自ら辺境守備に赴いた。十節度使の中では唯一山賊の出ではなく、前宰相を伯父に持つ名門出身という異色の存在。武器は方天画戟を愛用する。
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