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2010年 11月 16日
『絵巻水滸伝/第86回「迷路・後篇」』公開中!
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“呪ん師(のろんじ)”の声に導かれ、死の孤峰“独鹿山”に孤立する盧俊義たち。
見えぬ出口を求め彷徨う解氏の二勇士、そして燕青。
救援に向かう“豹子頭”林冲らの前には、次なる罠が──。

「もう間に合わぬ──」
驚異的な速さで北上する、“大将軍”兀顔光率いる遼国騎馬軍団。
戦うべきか。救うべきか。盧俊義は、窮極の選択を下すのであった──。
そして、刻々ともたらされる“鶏狗”の報に、宋江もまた、避けることのできない決断を迫られる。

万馬奔馳し天地怕れ、千軍踴躍し鬼神愁う──宋江と盧俊義、それぞれの覚悟!


『絵巻水滸伝/第86回「迷路・後篇」』公開中! キノトロープ/絵巻水滸伝

by suiko108blog | 2010-11-16 01:09 | 絵巻水滸伝 | Comments(5)
Commented by 水滸無双 at 2010-11-16 20:58 x
こんばんは。
第86回「迷路・後篇」拝読しました。
久々に白勝の見せ場がありましたね(笑)
解兄弟の技や朱武の陣形を見破る能力など最近影の薄い好漢が活躍してくれてうれしいですね。
李逵にいたっては知らないうちに敵を倒してしまうとはある意味最強かも?
次回はいよいよ決戦ですね、また下位の順位の好漢が活躍してくれるのでしょうか。今から楽しみです。
では。
Commented by 雲海 at 2010-11-16 21:38 x
こんばんわ。
昨日更新と想いながら、つい時間がとれず今日拝読しました。
今回も好漢がそれぞれの持ち味で見せてくれました。やはり白勝と解兄弟が殊勲賞ですかねぇ。でも、私隠れた殊勲賞に、鄒淵叔父貴推しますよ。さすが山賊、携帯食欠かさないんですね。こういう細かい描写大好きです。クライマックスはやはり「命知らず」の兄貴、やってくれました。決め台詞につい力強くうなずいてしまいましたよ。次回も楽しみに待っております。
Commented by suiko108blog at 2010-11-17 11:58
おはようございます。
東京はすっかり寒くなりましたよ。

水滸無双さん
上位好漢の活躍が続いていますから、地サツ星やご無沙汰だった好漢の面々の健在はうれしいですね!
108人もいると、つい忘れてしまう人もいるのですが、その反面、今度は誰が活躍するのか楽しみになるのも、水滸伝の魅力のひとつかもしれません。
ごひいき好漢が頑張ってくれるのを期待しましょう!

雲海さん
目の付けどころが違いますね!独鹿山鍋(?)どんな味だったんでしょう……。
森下先生によると、中国には「ラオザオ」と呼ばれる、「酒粕のようなものと干した木の実、とき卵などを入れた薄甘いスープのような軽食」があり、寒い時に食べると美味しいそうです。
気の合う仲間と食べればさらにおいしそうですね!
Commented by 蔚山人 at 2010-11-22 19:19 x
良い文よく読みました. 原作の平易な敍述に比べておびただしい立体感におののきました! 本当にありがとうございます! ところで陳達, 楊春, 周通は騎兵ではないんでしょうか? 歩兵たちと一緒に動くのが知りたくて質問させていただきます.

追伸) 一昨日お休みを出て今は家にあります. 軍隊でも繪卷を見る楽しさで暮します. もう一度感謝いたします.
Commented by suiko108 at 2010-11-23 00:21 x
蔚山人さん
こんにちは!休暇を楽しんでいますか?書き込みをありがとうございます。
陳達と楊春は騎兵ですが、梁山泊軍は現代の軍隊よりもずっと編成が自由のようです。
特に彼らのような元山賊の頭領は、歩兵としても同じくらい活躍できますから、作戦によって必要な場所に配置されるのです。
今回は、盧俊義軍がちょっと頼りなかったので、兄貴分の朱武を助けるためにも、同行を志願したのかもしれません。

寒くなりましたから、よく休んで、鋭気を養ってくださいね!


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