★帥字旗の捧持を担当する
105★地健星“険道神”郁保四
身長一丈(約3m)の大男で、あだ名の“険道神”とは、葬列の先導をする背の高い神の名前である。軍の船大工だったころの孟康の部下だったが、段景住が宋江に贈ろうとした白馬を奪ったことから曽頭市戦が勃発する。戦後は梁山泊の一員となり、 宋江の旗を掲げ持つ役を与えられる。。
大将の象徴である帥字旗が倒れることは、すなわち敗戦を意味する。またそれを敵に奪われることは、なによりの屈辱である。帥字旗を死守することは、地味なようで非常に重要な任務である。長身で怪力、かつ一度命じられたことは必ず完遂するという郁保四は適任といえるだろう。
「絵巻水滸伝」(第二部)連載中!(
キノトロープ/絵巻水滸伝)