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2010年 10月 07日
★梁山泊の108人 其之百七
★城垣築造を監督する

梁山泊は、島や湖、その周囲の岸辺に敵の接近をふせぐ様々な工夫をこらしています。
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75★地理星“九尾亀”陶宗旺



もとは貧しい農民で、力が強く、鉄鍬を自在に使って武器とする。江州近くの黄門山で強盗をしていたが、宋江が捕らえられた江州事件の際に、仲間とともに梁山泊に合流した。
梁山泊ではもっぱら建物の建築や、山塞の城壁の修築、道や水路の整備などを行う。また暇がある時には、梁山泊内の荒れ地を開墾するなど畑仕事にも余念がない。孤独を愛する口数の少ない男で、大きな亀の“阿青”を相棒にしている。




「絵巻水滸伝」(第二部)連載中! キノトロープ/絵巻水滸伝

by suiko108blog | 2010-10-07 01:11 | 絵巻水滸伝人物名鑑【梁山泊】 | Comments(2)
Commented by 蔚山人 at 2010-10-13 19:57 x
對遼戦争ではまだ陶宗旺の姿が見えないのに,今度の燕京大戰では彼の活躍を見られましょうか?

追伸) どうして對遼戦争では功城具が動員されないんですか? 本当に知りたいです.
Commented by suiko108 at 2010-10-14 14:14 x
こんにちは、お元気ですか。
陶宗旺、姿は見えなくても、きっと頑張っていますよ!登場もあるかもしれません……遼国戦もいよいよ終盤。続きを楽しみにお待ちくださいね。
攻城具の件、呉用先生に聞いてみました!
「いい質問です。おもな理由としては、遼国戦は異国での戦いであり、補給・兵力に不安のある梁山泊軍は、敵に籠城する暇を与えず、迅速に行動することが肝要なためです。もちろん火砲や攻城具は準備していますが、これらは運搬の関係上、騎兵ととにも行動するのが容易ではありません。使わない……というよりも、攻城具を使わずにすむように、色々と知恵をしぼっているのです」
とのことでした!



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