★諸物の製造
官軍ならば軍需品は支給されますが、梁山泊では武器も食糧もすべてを自分たちでまかなわなければなりません。
武器は鉄などの原料は李応たちが外部から買い入れ、それを湯隆が指揮をとって加工し、武器や甲冑を製造しています。食糧などは梁山泊内の畑で自給しているものもあります。
戦争をしているだけでは梁山泊の自治はなりたちません。好漢たちの生活は、彼らが陰で支えているといっても過言ではないかもしれません。
(大小号砲の製造)
52★地軸星“轟天雷”凌振
火砲の名手で、あだ名は“轟天雷”。 もとは東京で甲仗庫副使の地位にあり、砲手の第一人者と言われていた。そのため梁山泊を攻めあぐねた呼延灼の要請を受け、討伐軍に加わった。
とにかく火砲がなにより好きで、撃つだけでなく、自ら風火、金輪、子母などの新型の火砲も開発する。また火薬や砲弾にも造詣が深く、日々その研究を怠らない。
「絵巻水滸伝」(第二部)連載中!(
キノトロープ/絵巻水滸伝)