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2009年 12月 14日
★梁山泊の108人 其之七十九
★情報を探知し、来客を応接する酒店頭領
梁山泊は、湖の東西南北で酒店を経営しています。初期は、南方の李家道の筋にある朱貴の酒店だけでしたが、梁山泊の規模が大きくなるとともに四店に増加されました。この酒店では、通常の居酒屋のように宿と酒食を提供するほか、周囲を通過する“獲物”や討伐軍の情報を掴む重要な役割を担っています。また、梁山泊に入山を希望する者は、まず“旱地忽律”朱貴の眼鏡にかなわなければなりませんでした。朱貴を頭とする梁山泊酒店グループは、梁山泊と世間を繋ぐ窓口とも云えるでしょう。

李応が経営する“店”も、この四山の酒店の役割を全国に拡大したものですが、“店”は賭場や金貸し、闇塩や密造酒の販売など経済活動が主な仕事で、情報網であると同時に梁山泊の財政を賄うために重要な役割を果しています。

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104★地劣星“活閃婆”王定六
(ちれつせい かっせんば おうていろく)




北山酒店の番頭。走るのが早いため、あだ名は“活閃婆”──「いなづま」である。
もとは建康府近くの長江岸で父親と居酒屋を営んでいたが、堅気な暮らしが性に合わず、各地を放浪する掏摸となる。逃げ足が速く、一度も捕まったことがなかったが、五台山で魯智深と知己を得たのをきっかけに、面倒事に巻き込まれるようになる。
その後、父親の病を知って故郷に戻り、長江のほとりで“浪裏白跳”張順を助けた縁で、再び梁山泊の縁が結ばれることになる。ひょうひょうとしているようで面倒みのいい、粋な渡世人である。

「絵巻水滸伝」(第二部)連載中! キノトロープ/絵巻水滸伝

by suiko108blog | 2009-12-14 03:48 | 絵巻水滸伝人物名鑑【梁山泊】 | Comments(0)


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