人気ブログランキング |
2009年 06月 04日
★梁山泊の108人 其之三十五
「絵巻水滸伝」第二部は、108人の好漢が梁山泊に集結した数年後から始まりますが、みなさんちゃんと108人全員のことを覚えているでしょうか?
何人か忘れてしまった人も、もちろん全員、宿星とあだ名まで覚えている、という人も、もう一度復習してみましょう。
席次順ではなく、集結後に定められた梁山泊での役割順に紹介します。
あの好漢は、梁山泊でどんな仕事をしているのでしょう?

★歩兵軍頭領
歩兵は、騎兵が突撃・攪乱した後に敵に当たる戦闘の中核を成す部隊です。敵の城門に攻め寄せたり、城壁によじ登ったりもします。機動力よりも実際的な“強さ”が求められ、その将も、部隊を統率するというよりも、個人的武勇に優れ、そのカリスマ性によって自然と部下に慕われるような好漢が配置されています。馬に乗れないわけではありません。

b0145843_21363865.jpg



13★天孤星“花和尚”魯智深
(てんこせい かおしょう ろちしん)


本名は魯達、五台山で出家して法名を智深とする。あだ名は“花和尚”。“花”とは刺青のこと。背に見事な刺青を彫り、八十一斤の禅杖を使う荒法師である。もとは渭州延安府の提轄(軍官)だったが、薄幸の歌女・金翠蓮を救うため、はからずも街の顔役である肉屋の鄭を殴り殺し、お尋ね者となってしまう。
 その後、追及を逃れるため名刹・五台山で出家するが、戒を受けても生来の自由奔放な性質は変わりなく、やがて山を降り江湖へと旅立っていく。
 不正を許せぬ魯智深は、瓦罐寺では“九紋竜”史進とともに、破戒僧・崔道成や丘小乙を打ち殺し、東京では義兄弟となった“豹子頭”林冲を救うために奔走する。やがて二竜山に身を落ちつけるが、“双鞭”呼延灼対青州三山の戦が起こり、梁山泊の援軍も加わって青州が陥落すると、魯智深は楊志、武松ら二竜山の仲間とともに梁山泊へ合流した。
 魯智深は他人の苦難を放っておけず、悪人を見れば憤慨して殴らずにはいられない性分である。しかし、酔って暴れることはあっても、理不尽な暴力を振るうことはない。また諧謔を解し、細やかな人生の機微にも通じている。
 義に厚く、酒と自由を愛する天衣無縫の快男児──“花和尚”魯智深こそ、天真爛漫な生まれながらの好漢である。

by suiko108blog | 2009-06-04 01:27 | 絵巻水滸伝人物名鑑【梁山泊】 | Comments(0)


<< ★梁山泊の108人 其之三十六      「百花三国志」フィギュア(ブロ... >>