「絵巻水滸伝」第二部は、108人の好漢が梁山泊に集結した数年後から始まりますが、みなさんちゃんと108人全員のことを覚えているでしょうか?
何人か忘れてしまった人も、もちろん全員、宿星とあだ名まで覚えている、という人も、もう一度復習してみましょう。
席次順ではなく、集結後に定められた梁山泊での役割順に紹介します。
あの好漢は、梁山泊でどんな仕事をしているのでしょう?
★騎兵小彪将兼斥候
73★地隠星“白花蛇”楊春
(ちいんせい はっかだ ようしゅん)
大桿刀(柄の長い刀)の使い手で、あだ名は“白花蛇”。噛まれたら三歩も歩かぬうちに死ぬという、猛毒の蛇の名前である。もとは“神機軍師”朱武らと少華山に塞を構え、官兵も手が出せないほどの勢いだった。陳達が“九紋竜”史進に捕らえられると、助命のため朱武とともに山を下りて駆けつけた。史進を救出した華州戦の後、少華山をたたんで梁山泊入りし、戦闘では陳達と共に史進の副将につくことが多い。
懐に二匹の毒蛇“白公子”と“白公主”を飼っていたが、芒トウ山の戦いで失った。
『絵巻水滸伝/第78回「死命・前篇」』公開中!(
キノトロープ/絵巻水滸伝)