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2009年 05月 17日
★梁山泊の108人 其之三十三
「絵巻水滸伝」第二部は、108人の好漢が梁山泊に集結した数年後から始まりますが、みなさんちゃんと108人全員のことを覚えているでしょうか?
何人か忘れてしまった人も、もちろん全員、宿星とあだ名まで覚えている、という人も、もう一度復習してみましょう。
席次順ではなく、集結後に定められた梁山泊での役割順に紹介します。
あの好漢は、梁山泊でどんな仕事をしているのでしょう?


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★騎兵小彪将兼斥候

51★地暗星“錦豹子”楊林
(ちあんせい きんひょうし ようりん)


あだ名の“錦豹子”とは、毛並みのよい豹の意味。旅の講談師だが、一時期は山賊のようなこともしていたらしい。宋国内のみならず各地を広く渡り歩き、清風鎮では花栄を助け、飲馬川のトウ飛や、登雲山の鄒淵とも知己があった。しかし、薊州に公孫勝を探しに行った戴宗を呼び止めた縁で、放浪の日々に終止符を打つ。
梁山泊では戦よりも忍びの仕事で活躍し、祝家荘戦では山伏に変装して偵察に出、高唐州では白勝とともに伏兵となて高廉の夜襲を待ち伏せ敗走させた。風采は地味だが、多芸多才な好漢である。相棒は烏の“小烏龍”。

by suiko108blog | 2009-05-17 02:03 | 絵巻水滸伝人物名鑑【梁山泊】 | Comments(0)


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