「絵巻水滸伝」第二部は、108人の好漢が梁山泊に集結した数年後から始まりますが、みなさんちゃんと108人全員のことを覚えているでしょうか?
何人か忘れてしまった人も、もちろん全員、宿星とあだ名まで覚えている、という人も、もう一度復習してみましょう。
席次順ではなく、集結後に定められた梁山泊での役割順に紹介します。
あの好漢は、梁山泊でどんな仕事をしているのでしょう?
★騎兵小彪将兼斥候
67★地明星“鉄笛仙”馬麟
(ちめいせい てってきせん ばりん)
鉄笛を吹くのがうまく、ゆえにあだ名は“鉄笛仙”という。異民族の血を引き、もとは無頼の徒だったらしい。いつ頃からか黄門山の賊となり、“摩雲金翅”欧鵬ら仲間四人で梁山泊に加入した。他の仲間は“神算子”蒋敬と“九尾亀”陶宗旺。
平時となく戦時となく、愛用の笛を手放さない。この鉄笛は楽器であり、武器であり、また遠方の味方に曲によって情報を伝えることもできる。駱駝に乗ることもあり、その風貌とともにどこか神秘的な人物である。