
千を超える官軍の大船団は、朝日とともに梁山泊を目指し出帆した。
対する梁山泊水軍は、僅かに小舟百余艘にすぎない。率いるは、静かなる水軍総帥“混江竜”李俊。そして先頭をゆくは、阮氏三雄と水泊の漁師たちである。
主力を封じられ、苦戦を強いられる梁山泊軍。
激しい戦闘のなかで、次々と倒れる好漢たち。漢たちの大漁唄は、水の神々へ届くのか。
彼らのあしたに待っているもの、それは“終末の闇”──それとも“未来の光”なのか。
見よ、湖上の一大決戦!!
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キノトロープ/絵巻水滸伝)