「絵巻水滸伝」第二部は、108人の好漢が梁山泊に集結した数年後から始まりますが、みなさんちゃんと108人全員のことを覚えているでしょうか?
何人か忘れてしまった人も、もちろん全員、宿星とあだ名まで覚えている、という人も、もう一度復習してみましょう。
席次順ではなく、集結後に定められた梁山泊での役割順に紹介します。
あの好漢は、梁山泊でどんな仕事をしているのでしょう?
★騎兵小彪将兼斥候
42★地威星“百勝将”韓滔
(ちいせい ひゃくしょうしょう かんとう)
あだ名の“百勝将”とは、百戦百勝の意。棗木槊の使い手で、武官の登用試験である武挙にも及第している。もとは陳州の団練使で、“双鞭”呼延灼の副官として梁山泊討伐軍に加わった。呼延灼への忠誠はあつく、ともに連環馬軍を率いて梁山泊を圧倒する。しかし、“金鎗手”徐寧が梁山泊軍に加わったため、唯一の弱点である鈎鎌槍によって連環馬軍は敗北した。捕虜となった韓滔は、呼延灼に従って梁山泊の一員となる。梁山泊軍では彭キとともに呼延灼の副将を務め、また連環馬基地の守備にあたる。つねに仮面を装着している。