★騎兵小彪将兼斥候
40★地傑星“醜郡馬”宣贊
(ちけつせい しゅうぐんば せんさん)
“郡馬”とは、郡王(皇帝の一族がなる郡の王)の女婿のこと。もとは衙門防禦使保義の位にあり、身の丈は八尺、武勇に優れ、鋼刀の使い手である。また蛮将との弓くらべに勝ったほどの弓の名手である。しかし、容貌が醜いために、その人生は不遇であった。武芸を見込まれて郡王の婿に迎えられたが、妻となった姫君は彼の醜さを嫌って死んでしまう。また剛直な人柄のため、阿諛追従を好む上司の童貫からも嫌われていた。
梁山泊討伐軍の将となった“大刀”関勝とは義兄弟の間柄で、討伐軍が敗れると、関勝に従って梁山泊に投降した。