「絵巻水滸伝」第二部は、108人の好漢が梁山泊に集結した数年後から始まりますが、みなさんちゃんと108人全員のことを覚えているでしょうか?
何人か忘れてしまった人も、もちろん全員、宿星とあだ名まで覚えている、という人も、もう一度復習してみましょう。
席次順ではなく、集結後に定められた梁山泊での役割順に紹介します。
あの好漢は、梁山泊でどんな仕事をしているのでしょう?
★騎兵軍八驃騎兼先鋒使
19★天空星“急先鋒”索超
(てんくうせい きゅうせんぽう さくちょう)
もとは北京大名府正牌軍。非常に短気で、国家の大事には先頭を切って飛び出していく。そのため、あだ名は急先鋒。武器は金色の大斧“金サン斧”。北京に流れてきた楊志と意気投合し、親しくつきあうようになる。その後、楊志が生辰綱事件で出奔し、また盧俊義のことから梁山泊が北京に攻め寄せると先鋒として出陣する。梁山泊とは因縁浅からぬ索超だったが、戦いの末、ついに陥穽に落ちて捕虜となり、梁山泊に投降する。梁山泊でも常に先鋒に立ち、軍を鼓舞する。鬼門は落とし穴。