☆王都尉
(おうとい)
本名を王晋卿。妻は神宗皇帝の娘──つまり風流皇帝・徽宗の姉です。小王都太尉、王『馬付』馬(ふば)とも呼ばれます。『馬付』馬とは皇帝の女婿のことで、皇帝の馬の手綱を取るという名誉な役を与えられたため、そう呼ばれるようになったと云われています。
王都尉は粋な人物を好み、王進や林冲、楊志の受難の発端となった、あの「高毬」を“おもしろい男”として召し抱え、王子時代の徽宗に引き合わせたのも彼でした(『絵巻水滸伝/第1・2巻』参照)。
ちなみに、“醜郡馬”宣贊は郡王の女婿であり、身分は王都尉の方が上になります。
※『馬付』は馬偏に付で一文字です。