「絵巻水滸伝」第二部は、108人の好漢が梁山泊に集結した数年後から始まりますが、みなさんちゃんと108人全員のことを覚えているでしょうか?
何人か忘れてしまった人も、もちろん全員、宿星とあだ名まで覚えている、という人も、もう一度復習してみましょう。
席次順ではなく、集結後に定められた梁山泊での役割順に紹介します。
あの好漢は、梁山泊でどんな仕事をしているのでしょう?
★騎兵軍八驃騎兼先鋒使
17★天暗星“青面獣”楊志
(てんあんせい せいめんじゅう ようし)
顔に青あざがあるため、あだ名は“青面獣”。宋国の名門である楊家の出で、名剣・吹毛剣を家宝とする。武勇に優れ、殿司府の制司軍官を務めていたが、花石綱の運搬に失敗したことを皮切りに転落の人生を送ることになる。復官の夢を抱いていた楊志だが、晁蓋らに生辰綱を奪われると、野に生きることを決意。二竜山を経て、梁山泊の一員となった。