2009年 02月 25日
「絵巻水滸伝」第二部は、108人の好漢が梁山泊に集結した数年後から始まりますが、みなさんちゃんと108人全員のことを覚えているでしょうか? 何人か忘れてしまった人も、もちろん全員、宿星とあだ名まで覚えている、という人も、もう一度復習してみましょう。 席次順ではなく、集結後に定められた梁山泊での役割順に紹介します。 あの好漢は、梁山泊でどんな仕事をしているのでしょう? ![]() ★騎兵軍八驃騎兼先鋒使 18★天祐星“金鎗手”徐寧 (てんゆうせい きんそうしゅ じょねい) 独自の金槍法と鈎鎌槍法に習熟し、もとは禁軍金槍班の教頭を務めていた。“金銭豹子”湯隆とは従兄弟の間柄である。 徐寧は先祖伝来の甲冑「賽唐猊(さいとうげい)」を家宝とし、妻子とともに平凡に日々を過ごしていた。しかし、彼の家に伝えられた鈎鎌槍法が、連環馬を打破できる唯一の武術だっため、“双鞭”呼延灼の討伐軍に苦戦を強いられていた梁山泊に強引に仲間に引き入れられた。 徐寧が教えていた金槍班とは、禁軍の中から槍術に長けた騎兵を選んで組織した部隊のこと(禁軍とは皇帝直属の軍)。梁山泊でも徐寧は自ら訓練した金槍手を従え、また銀槍手を率いる花栄と組んで出陣することもある。
by suiko108blog
| 2009-02-25 02:32
| 絵巻水滸伝人物名鑑【梁山泊】
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Comments(8)
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はじめまして。
やっと、第1部10巻を読み終えました。よかったなあ。 以前からとっても気になっていたHPなのに、一時期刺配流罪の憂き目にあっていた間に、電脳箱から飛び出して出版されているのを知り愕然!薄給の身のため昨年夏ごろよりほぼ月1ペースでamazonさんで購読してました。各巻につく地図がけっこう役に立ちました。しかし、悔しいのは定期購読の特典トランプを手にすることができなかったわが身の不運。 楊志よりついてない男です。商品化はないのでしょうか? そして商品化といえば、始まりました第二部。こちらの出版はいつごろになりましょうや?今度こそ、チェックを怠らないことを天地天命にかけて誓います。 再見
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羅 泰安さん
はじめまして。 第一部10巻読破、ありがとうございました!楽しんでいただけたようで嬉しいです。お好きな人物などできたでしょうか?なかなか業界の事情は厳しいですが、第二部連載、その書籍化ともに諦めずに頑張っていきますので、どうぞこれからも応援してくださいね。 トランプは残念でしたが、このブログのプレゼント賞品として出ることもありますので、ぬかりなくチェックしてくださいね! ![]()
早速のお返事痛み入ります(抱剣)。
なんと!プレゼント。それは期待しております。 私の水滸伝との出会いは、中学生の頃、日本テレビの開局記念にて製作された中村敦夫主演のドラマにまで遡ります(年がばれてしまいますが)。先ごろやっとDVDが発売になり、当時の血沸き肉踊る感が蘇りました。先生方の描かれる世界とは、そのスケール感や迫力、人物設定など較ぶべくもないですが、当時としてはあれだけのキャストを配したことからも、製作側の並々ならぬ情熱があったことと思います。 とくに、田村高広の柴進を先帝の末裔さもありなんと思っていた私には、先生方からガツンと一発禅杖を打ち込まれた思いでした。いまではすっかりあの手入れの行き届いたおひげと鶏狗をあやつる裏世界のドンっぷりが堪りませんなあ。玉麒麟救出時のはたらきはさすがでした。 先生方の描かれる英雄・豪傑・無頼漢はみな個性的で贔屓が定まりません。それもまた絵巻水滸のよさ・凄さだと思います。 業界という権力に屈することなく替天行道を貫いてください。 再見 ![]()
日テレ水滸伝にはまった人は(正子先生はじめ)多いかもしれませんね。とても面白いドラマでしたし、やはり水滸伝はビジュアルで見ると本当にワクワクしますよね。私は再放送で見ましたが、中村林冲や若林関勝(今思うとヒゲがありませんよね…)がかっこいい!でも一番はまったのは佐藤高Qです。あらゆる高Qの中で、今でも一番迫力がある高Qではないでしょうか。
連載はキノトロープさんのご好意で順調に更新できています。こらからもどうぞ応援してくださいね! ![]()
こんばんは!先生方も日テレをご覧になっていらしたんですね。しかも正子先生はリアルタイムですか。なんだか感激です。
DVD繋がりで恐縮ですが、このところ、中国電子台(であってたっけ?)製作の水滸伝にはまってます。日本で言うところの大河ドラマなのでしょうか?どうしても、先生方のヴィジュアル系好漢や日テレのチャンバラ系の印象が強くて、最初は戸惑ったのですが、回を追うごとに、これもアリかな?いや、本場といったらこれなのかな?などと結構ハマっております。とくに剣戟&工夫アクションは圧巻ですね。スタントがわかり過ぎでちょっとびっくりですが・・。大陸のおおらかさなのでしょうかね。 それにしても武松が酔拳使いとは知らなかったなあ。 ![]()
水滸伝の映像化は日本ではエノケン版や日テレ、中国でもショウブラザーズ版の映画や大陸のテレビドラマなど多種ありますが、やはりCCTVの水滸伝が群を抜いていますね。中国全土から選んだであろうキャストは見事だと思います。武松は80年代(?)の中国映画「水滸伝」でも酔拳使いでしたね。
水滸伝映像コレクションも今後ブログで紹介したいと思っています。 ![]()
いつも興味深いおはなしありがとうございます。
水滸伝はこれほど幾度となく映像化されていたんですね!いやあ、まだまだ水滸道を極めるには修行がたりないと痛感しました。 ブログでの紹介楽しみにしております。 とくに比較的入手しやすそうな映画版といわれる「水滸伝」(レンタルビデオ屋さんで、見たような気がしたので)についてコメントがいただきたいです。あの壮大な物語を映画という時間の制約の中で描こうとすると、そうとう無理があるんでしょうね。今ならば「レッドクリフ」のような切り口もあり・・なのでしょうけど。 再見 ![]()
実は水滸伝の映画はいろいろありますね。映画はどれも物語の一部分を抜粋したものです。水滸伝の物語はよく知られていますので、抜粋しても大丈夫なのでしょうね。
タイトルが「水滸伝」という映画は、燕青が主役の泰山相撲篇、レオン・カーワイの林冲が主役のもの(「ジョイ・ウォンの水滸伝」というタイトルかも?)、ショウブラ版などがあります。あと、ジョイ・ウォンの金蓮とかもありましたね。李逵主役の「決戦白竜廟」は最近の作品なので、レンタルにあるかもしれません。 テレビドラマは中国ではたくさんありますが、日本ではCCTVのものしか見られないようですね。 中国で作られたものは、ストーリーが多少オリジナルでも、キャラクターのイメージはそのままですので、楽しめると思いますよ! |
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