2008年 09月 05日
★大三国志展IN神戸、開幕!
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東京、旭川と大好評をいただきました「大三国志展」が、いよいよ本日より神戸にて開催されます。
お近くの方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。

2008年9月5日(金)〜10月5日(日)
平日:10:00〜17:00
土・日・祝:10:00〜20:00
※入場は30分前まで
月曜日休館(9/15は開館)

関西国際文化センター 3・4階ギャラリー
〒651-0083 神戸市中央区浜辺通6-3-16
主催 神戸新聞社
    「大三国志展」関西展実行委員会   

入場料:大人1000(800)円、大高生700(500)円、中小生300(200)円
※( )内は20名以上の団体、シルバー、身体障害者、前売料金
※前売券はローソンチケットでのみ販売【Lコード52081】

お問い合わせ:「大三国志展」事務局
         <会期前>TEL. 042-691-4825
         <会期中>TEL. 078-231-2420
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# by suiko108blog | 2008-09-05 02:46 | イベント・グッズ | Comments(4)
2008年 09月 04日
★『“宋江三十六人賛”之十八』
北宋時代、梁山泊に集まった好漢たちの物語は、はじめから今の「水滸伝」の形をとっていたわけではありません。
『宋江三十六人賛』は、『水滸伝』の誕生に先駆けて、南宋時代(1127〜1279)に書かれた宋江ら三十六人の仲間を讃える文章です。もともとは画がついた“画賛”でしたが、画は散逸して、今では文章だけが残っています。
古文なので訳すのは大変に難しいのですが、一人ずつ紹介していきましょう。南宋時代の梁山泊にはどんなメンバーがいたのか、そして、彼らはどのような人物としてイメージされていたのでしょう。
※訳文はあくまで素人の推測・想像です。多少とも合っているのかどうか、まったく分かりません。識者のご教示をお待ちしています!
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小李広花栄

  中心慕漢(中心より漢を慕い)
  奪馬而帰(馬を奪いて帰る)
  汝能慕広(汝、能く広を慕えば)
  何憂数奇(何ぞ数奇を憂う)

「中心より漢を慕い、馬を奪って帰る。汝、能く広を慕えば、何ぞ数の奇なるを憂う」

水滸伝では第九位の“小李広”花栄が颯爽と登場です。あだ名は“小李広”で同じですから、やはり弓の名手だったのでしょう。「広」とはもちろん、対匈奴戦線の英雄“飛将軍”李広のこと、「数」とは運命のことを云います。

文章の意味をSUIKO108的に超解釈(?)してみると、

「漢の時代、匈奴と戦った李広将軍は、匈奴の捕虜となっても馬を奪って戻ってきた。もし、本当にその李広将軍を慕うのであれば、どうして思いがけない自分の運命を憂うことがあろうか」

李広は将軍となったばかりの頃、匈奴の大軍と戦って、捕虜となったことがありました。その時、李広は病気のふりをして匈奴を油断させ、匈奴の子供が乗っていた駿馬を奪って故国へと戻りました。しかし、敗戦や捕虜となった罪で、李広は庶民に落とされます。『絵巻水滸伝』第四巻で、“錦豹子”楊林が花家を訪れて謡った台詞、
「いわんや是れ 西方無事の日
 覇陵、誰か旧将軍を知らん」
というのは、庶民となった李広が酔って夜間通行を禁止されている覇陵を通ろうとして、役人に止められた──という故事に由来しています。
李広はやがて再び将軍となり、匈奴との戦いを繰り広げますが、最後は戦に遅れた責任を取るような形で自害します。
三十六人讃の花栄は、弓の名手で、硬骨の老将軍を慕って自ら“小李広”と名乗っていたのでしょうか。そして、やはり役人に逆らい、賊となったのでしょうか。
もしそうならば、賊となった自分の運命を嘆くことはない──と、まるで応援しているようです。老将軍が自害した時、彼の部下はもちろん、市井の人々もその死を痛んで泣いたと『史記』は伝えています。李広だって、山賊になってしまえば良かったのに──と、後の人々も思っていたのかもしれません。
もっとも、「李広が馬を奪って戻ったように、お前もいつか正道に戻れ」、という意味にも取れますので、読む人によって解釈も分かれそうですね。
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# by suiko108blog | 2008-09-04 01:33 | Suiko108 クロニクル | Comments(0)
2008年 09月 03日
『絵巻水滸伝 第6巻〜祝家荘風雲』ハイライト2)
絵巻水滸伝第二部、好評連載中!
現在、ウェブサイトでは第二部の第71話「浪子」・第72回「泰山」の他に、第一部の「序曲」「第一回 王進」「最終回 結集百八星」が公開されています。
それ以外の回は、どうぞ書籍をご覧下さい。
第二部スタートに際し、第一部をハイライトシーンで振りかえってみましょう!


『絵巻水滸伝 第6巻〜祝家荘風雲』ハイライト2)

 その時、祝家荘軍の後方で騒ぎが起こった。
 男が一人、棍棒を振り回しながら暴れている。群がる敵を棍棒一本で薙ぎ倒し、男は梁山泊軍に向かって叫んだ。
「おおぃ!! こっちだ!! こっちだぞ!!」
「あれは……」
「石秀!!」
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絵巻水滸伝(第6巻)(第四十二回 戦火より)
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# by suiko108blog | 2008-09-03 02:32 | 絵巻水滸伝のススメ | Comments(0)
2008年 09月 02日
『絵巻水滸伝 第6巻〜祝家荘風雲』ハイライト1)
絵巻水滸伝第二部、好評連載中!
現在、ウェブサイトでは第二部の第71話「浪子」・第72回「泰山」の他に、第一部の「序曲」「第一回 王進」「最終回 結集百八星」が公開されています。
それ以外の回は、どうぞ書籍をご覧下さい。
第二部スタートに際し、第一部をハイライトシーンで振りかえってみましょう!


『絵巻水滸伝 第6巻〜祝家荘風雲』ハイライト1)

──梁山泊。
 その名に胸が高鳴った。
 風に乗り、男たちの声、武器の触れ合う音が聞こえてくる。
 何かが動き出したのを肌で感じた。何かが変わる、何かが、今まさに始まろうとしているのだ。
 中天に、赤い星が輝いていた。
 禍々しく澄んだ、真紅の光。
 螢惑星──戦の星。
(……私の星)
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 一条の真紅の光を瞳に受けて、扈三娘は戦いの女神のごとく微笑んだ。

絵巻水滸伝(第6巻)(第四十一回 一丈青より)

※『螢』は正しくは「虫」→「火」です。
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# by suiko108blog | 2008-09-02 01:34 | 絵巻水滸伝のススメ | Comments(0)
2008年 09月 01日
二十一世紀歌舞伎組 「新・水滸伝」
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市川猿之助さん率いる二十一世紀歌舞伎組の「新・水滸伝」を鑑賞してきました。
物語は梁山泊と祝家荘の戦いを中心にしたオリジナル展開で、そこに落魄した林冲の苦悩や、王英と扈三娘の恋愛をからめ、殺陣や踊りなども盛り込んで華やかに進んでいきます。
注目の登場好漢は、
晁蓋、宋江、林冲、花栄、戴宗、劉唐、解宝、解珍、彭キ、王英、扈三娘(青華)、侯健、顧大嫂(姫虎)、孫二娘(お夜叉)、時遷といったところ。
適役としては、高キュウ、祝彪が登場します。

もとのお話を知っていると驚きの展開もあるのですが、なれ親しんだ「水滸伝」を舞台で見るのも、また新鮮ですね。
公演はすでに終了していますが、今後、再演もあるかもしれません。
機会があれば、皆さんも見てみてくださいね。

二十一世紀歌舞伎組 「新・水滸伝」
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# by suiko108blog | 2008-09-01 02:24 | Comments(0)