カテゴリ:絵巻水滸伝人物名鑑【官軍】( 16 )

2014年 09月 25日
絵巻水滸伝人物名鑑
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“薬師”徐京(やくし じょけい)

上党太原節度使。
もとは高名な眼科医だったが、義侠心より薬売りの武芸者に身を落とし、江湖を流浪するうち推戴されて山賊の頭目となった。
拳法の名手であり、人を殺すことを好まず、素手で戦うことが多かった。
徐京の守る太原周辺は、古来よりたびたび戦場となった要衝であったが、ついに兀顔光率いる遼国軍の攻撃を受け、善戦虚しく非命に斃れた。
梁山泊討伐に攻め寄せた十節度使の中では穏やかな人柄で、拳を交えた石秀ら梁山泊との間にも友情を生じた一代の好漢であった。

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  我々は決して負けない!! All Men Are Brothers          梁山泊一同

被害に遇われた皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。被災地の復興をお祈り致します。

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by suiko108blog | 2014-09-25 00:08 | 絵巻水滸伝人物名鑑【官軍】 | Comments(0)
2009年 08月 16日
☆「絵巻水滸伝」官軍名鑑・百官有司編(五)
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☆張叔夜
(ちょうしゅくや)


済州の知府。清廉な人物として名高く、文武にも優れ、そのため梁山泊も済州を侵すことはなかった。蔡京と対立する宿元景ら“清流派”に属し、梁山泊招安のために一役買う。

※張叔夜は実在の人物です。若くして兵学を好み、要職を歴任しながら数々の軍功を挙げました。科挙出身ではなく、恩蔭(先祖の功績によって子弟が官に就く)の制度によって官僚となりましたが、後に科挙出身の資格をもらっています。
武にも優れ、遼に使者として赴いた時は、見事な弓の腕前を見せて契丹人を驚かせました。彼が海州(現在の連雲港市周辺)の知府となった時に、(実在の)宋江の乱が起こります。近隣を荒し回る(実在の)宋江率いる賊軍の勢いは凄まじく、官軍には全く手に負えない状況でした。
そこで、張叔夜は一計を案じます。まず間者を出して、賊軍の動向を調べさせました。(実在の)宋江らは沿海部を略奪し、十余叟の大船に戦利品を満載していました。そこで、張叔夜は軽騎をもって賊徒を戦に誘い出し、海辺から引き離すと、海岸に隠していた伏兵をもって賊の船を焼き払ったのです。それを知った賊は戦意を失い、ついに投降することになります。
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by suiko108blog | 2009-08-16 01:15 | 絵巻水滸伝人物名鑑【官軍】 | Comments(0)
2009年 06月 16日
★「絵巻水滸伝」官軍名鑑・十節度使編(十)
「絵巻水滸伝・第2部」には、梁山泊の好漢たちのほかにも大勢の人物が登場します。その中から、討伐軍の中核をなす十節度使をご紹介しましょう。

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韓存保

雲中雁門節度使。あだ名なき男。関勝、呼延灼、聞煥章とともに、宋国の四天王に数えられる名将である。特に呼延灼とは親友の間柄で、彼が梁山泊に降ると、弾劾を避けるために自ら辺境守備に赴いた。十節度使の中では唯一山賊の出ではなく、前宰相を伯父に持つ名門出身という異色の存在。武器は方天画戟を愛用する。
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by suiko108blog | 2009-06-16 03:15 | 絵巻水滸伝人物名鑑【官軍】 | Comments(0)
2009年 04月 20日
★「絵巻水滸伝」官軍名鑑・十節度使編(九)
「絵巻水滸伝・第2部」には、梁山泊の好漢たちのほかにも大勢の人物が登場します。その中から、討伐軍の中核をなす十節度使をご紹介しましょう。

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“梅大郎”梅展

穎州汝南節度使。“梅大郎”──梅家の若様と呼ばれる優男。もとは大店の御曹司だが、悪役人に財産を奪われ、一家で流浪の身となった。腕に覚えの武術で山賊を立ち上げたが、もともと商才のある一家だったので、近隣の小さな山賊団を次々と併呑して大きくなった。しかし、危険な山賊家業より招安を受けたほうが得と考え、官に降った。武器は暗器を得意とし、特に“梅花九節鞭”の使い手である。
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by suiko108blog | 2009-04-20 01:15 | 絵巻水滸伝人物名鑑【官軍】 | Comments(0)
2009年 03月 14日
★「絵巻水滸伝」官軍名鑑・十節度使編(八)
「絵巻水滸伝・第2部」には、梁山泊の好漢たちのほかにも大勢の人物が登場します。その中から、討伐軍の中核をなす十節度使をご紹介しましょう。

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“飛天虎”張開

中山安平節度使。もとは“羽の生えた虎”と呼ばれた盗賊。槍の名手で、武芸は十節度使の中でも抜きん出ている。あだ名の意味は、その武勇のためと思われているが、実はそれだけではない。節度使の中でも、やや孤立した存在である。
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by suiko108blog | 2009-03-14 02:08 | 絵巻水滸伝人物名鑑【官軍】 | Comments(0)
2009年 03月 02日
☆「絵巻水滸伝」官軍名鑑・百官有司編(四)
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☆王都尉
(おうとい)


 本名を王晋卿。妻は神宗皇帝の娘──つまり風流皇帝・徽宗の姉です。小王都太尉、王『馬付』馬(ふば)とも呼ばれます。『馬付』馬とは皇帝の女婿のことで、皇帝の馬の手綱を取るという名誉な役を与えられたため、そう呼ばれるようになったと云われています。
 王都尉は粋な人物を好み、王進や林冲、楊志の受難の発端となった、あの「高毬」を“おもしろい男”として召し抱え、王子時代の徽宗に引き合わせたのも彼でした(『絵巻水滸伝/第1・2巻』参照)。

 ちなみに、“醜郡馬”宣贊は郡王の女婿であり、身分は王都尉の方が上になります。

※『馬付』は馬偏に付で一文字です。
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by suiko108blog | 2009-03-02 01:43 | 絵巻水滸伝人物名鑑【官軍】 | Comments(0)
2009年 02月 27日
☆「絵巻水滸伝」官軍名鑑・百官有司編(三)
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☆参謀 聞煥章
(さんぼう ぶんかんしょう)


 古今の兵書に通じ、智謀にも長ける秀才である。あだ名は科挙に第三位(探花)で及第したため、“聞探花”。“今子房”とも称される軍略謀の持ち主で、一時は官界を去って野に降ったが、推挙されて梁山泊討伐軍の参謀となった。「東の聞煥章」として宋国四天王の一人にも数えられる。この「東」とは東京開封のことで、枢密院に席を置いていた時期があっためである。軍事のみならず政治にも才覚があり、童貫も一目置いている。山賊であった頃の徐京(十節度使のひとり)とも親交があり、その過去、私生活には謎の多い人物である。
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by suiko108blog | 2009-02-27 00:32 | 絵巻水滸伝人物名鑑【官軍】 | Comments(0)
2009年 02月 20日
☆「絵巻水滸伝」官軍名鑑・百官有司編(二)
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☆太尉 高求
(たいい こうきゅう)


 禁軍の長官である殿帥府太尉で、天子の寵愛をかさに朝廷を牛耳る四姦の一人。
 もとは開封の街をうろついていた無頼漢で、正業にはつかず、もっぱら強請やたかりで暮らしていた。また若い頃から槍や棒、相撲といった武術、歌舞音曲など一通りの芸をかじっており、特に蹴毬が上手かった。そのため“高毬”と呼ばれたが、やがてその芸により皇帝の寵臣となり、殿帥府太尉という高位に抜擢された。
 太尉となった高毬は名も高求と改め、棒術師範・王進や“豹子頭”林冲、青面獣”楊志らを迫害するなど、思うままに権力を振るう。実在の高求も兵士を私用に使うなど職権濫用し、禁軍の腐敗を招いた人物である。

※高求は正しくは高【イ求】です。
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by suiko108blog | 2009-02-20 00:26 | 絵巻水滸伝人物名鑑【官軍】 | Comments(0)
2009年 01月 28日
★「絵巻水滸伝」官軍名鑑・十節度使編(七)
「絵巻水滸伝・第2部」には、梁山泊の好漢たちのほかにも大勢の人物が登場します。その中から、討伐軍の中核をなす十節度使をご紹介しましょう。

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“薬師”徐京

上党太原節度使。若い時は薬売りの武芸者だったが、江湖を流浪するうち推戴されて山賊の頭目となる。医学の知識をはじめ学問もあり、聞煥章とも知己。人を殺すことを好まず、拳法の名手である。十節度使の中では穏やかな人柄で、李従吉とも親友の間柄。
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by suiko108blog | 2009-01-28 02:10 | 絵巻水滸伝人物名鑑【官軍】 | Comments(0)
2009年 01月 19日
★「絵巻水滸伝」官軍名鑑・十節度使編(六)
「絵巻水滸伝・第2部」には、梁山泊の好漢たちのほかにも大勢の人物が登場します。その中から、討伐軍の中核をなす十節度使をご紹介しましょう。

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“李風水”李従吉

隴西漢陽節度使。もと風水師という変わり種で、よく吉凶を占い、陣形に通じる。甲冑の上に八卦の道服をはおり、陰陽一対の双鉤“太極鉤”を武器とする。もとは盗賊の師爺(軍師)で、招安を受けて節度使となった。
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by suiko108blog | 2009-01-19 02:10 | 絵巻水滸伝人物名鑑【官軍】 | Comments(0)